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銭 〜銅の生産と貨幣の変遷〜(地下1階アトリウム) ※期間限定です(2月末まで)江戸時代、大阪は日本における銅の生産拠点でした。 寛永13年(1636年)、大阪に住友長堀銅吹所(銅の精錬所)ができて銅生産が増加すると、 江戸幕府は全国共通の銅貨を製造しました。それが寛永通宝です。 寛永通宝の登場により、貨幣による小額決済が可能となり、渡来銭に頼らない日本独自の貨幣制度が成立しました。 寛永通宝は230年間にわたって発行され、発行枚数は通算300億枚以上にもなるといいます (寛永通宝は昭和28年まで通用していました)。 寛永通宝は鋳造された年代や材質によって、大雑把に、古寛永、新寛永、真鍮銭(4文銭)、その他(鉄銭など) の4種類に分類されます。 この小ケースでは主に寛永通宝の変遷を展示し、銅の生産との関連をみます(期間限定)。 では、ここでクイズです:古寛永と新寛永はどこで見分けがつくでしょうか?
⇒答えは地下1階アトリウムの「銭」小ケースで! ※参考となる展示:住友長堀銅吹所(展示場4階) |