しし座流星群出現速報

  しし座流星群が今年も出現しました。といっても世界時0700-0900(日本時間 で17日16時〜8時)ですので、日本では見えない時間帯でした。
  アメリカ東海岸では雲の合い間から1時間に40個程度、ヨーロッパや カナダでは電波観測で1時間当たり100−230個の出現を観測したそうです。
  実はこの出現時間をピタリと当てていた人がいます。 マクノート氏とアッシャー氏です。彼らは昨年の大出現の時間もピタリと当てていました。 そのマクノート氏とアッシャー氏によると、本日18日にも2回のピークがあり、1時間当たり 100個程度出現すると、予測されています。残念ながらこれも日本時間では真昼間に 当たり、日本では見えません。ただ19日未明には日本でもなごりの流れ星が見える かもしれませんので、ご覧になってみてください。
  ちなみに筆者は18日朝4時に起きて東の空で1つだけ見ました。 そしてまた寝てしまいました。今年の観察記録:1個、です。

  さて、3年連続スカをつかまされた観のある日本にも朗報があります。 流星出現をピタリと当てたアッシャー氏によると、来年2001年11月18日には日本で 流星雨となる可能性が高い、とのことです。鬼が笑うかもしれませんが、来年に 期待しましょう。

しし座流星群の速報については
日本流星研究会(国内情報)
SpaceWeather.com(海外情報)
もご覧ください。

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