年末年始の流星群
年末年始は、ふだんより流れ星を見える機会が増えるかもしれません。特に12月22日の夕方は注目です。

流れ星(流星)は、太陽を巡る砂粒が地球に衝突し、大気とのまさつで蒸発して発光する現象です。発光時間は1秒くらいで、1時間に数個しか見られません。流れ星を見るには根気か運かどちらかが必要です。

しかし、先日話題になった、しし座流星群のように、1時間に数10個や数100個の流れ星が表れることがあります。砂粒の大群に地球が衝突する現象で、流星群といわれます。

2000年12月22日(金)の夕方と、2001年1月4日の早朝に、北の空を中心に、こぐま座流星群とりゅう座流星群の活動が予報されています。

なかでもこぐま座流星群はごくまれにしか多数の流れ星が見えないものです。ちょっと気にかけて、空を見上げてみてください。

(写真:科学館屋上でとらえた流星。超高感度ビデオカメラにて撮影したものをパソコンで処理したもの)


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