ヘールボップ彗星その後

ヘール・ボップ彗星いまだ健在

  1997年に一世を風靡した、というか世界中をほうき星ファンにした キング・オブ・コメットのヘール・ポップ彗星。今は思い出す人も少ないかもしれません。 ヘール・ボップ彗星は現在土星軌道より外側、太陽から20億kmのところ(地球と太陽の間の距離は1億5000万kmです)を 一日に100万kmのペースで遠ざかっています。
  そんな遠くで孤独な一人旅をしながら、ヘール・ボップ彗星は いまだ活動を続けているのです。
  ヨーロッパ南天文台(ESO)のラシッラ観測所は現在もヘール・ ポップ彗星の継続観測を行なっていて、 最近のヘール・ポップ彗星の写真を公表 しました。
  それによると、ヘール・ボップ彗星は現在もジェットを噴出し、 200万kmにも及ぶ尾を保持してるということです。
  20億キロも離れながらなお活動を続けているのは、おそらく、 ヘール・ボップ彗星の並外れた大きさ(本体の”雪球”の大きさはなんと50kmもあります!) によるものと思われますが本当のところは分かっていません。 今後も注目する必要がありそうです。

へール・ボップ彗星の写真は ESOのホームページでご覧下さい。

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