太陽活動が再びピークに

ダブルピーク!

  太陽は11年周期で活動が活発になります。活動がピークの時には黒点が増え、巨大なフレアやコロナ質量放出(CME)が起こります。 太陽活動は2000年にピークを迎え、徐々に黒点数は減っていました。

  ところが、2002年になって再びピークを迎えたようなのです。 太陽活動(David Hathaway, NASA/MSFC)
  黒点数は2000年に匹敵し、電波で観測する太陽は2000年の時よりも明るくなっています。

  このような活動のダブルピークは前回の活動期(1989年−1991年)にもありました。

  太陽活動の活発さは内部構造、特に太陽の磁場構造と密接なかかわりがあります。 太陽活動がなぜ11年周期になるかは、まだ分かっていません。今後の詳しい研究が待たれます。

※原文は英語ですが Science@NASAをご覧ください。
記:2002.2.6

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