部分日食

2002年6月11日朝に部分日食があります

 太陽の前を月が横切る現象を「日食」と言います。太陽全部を隠すものを 「皆既日食」、一部を隠すものを「部分日食」と言います。
 6月11日の午前6時41分〜午前8時37分に見られるのは、部分日食です。 最大で42%が欠けます(7時36分)。

部分日食の様子

 部分日食では太陽の明るさはほとんど変わりませんので、目で直接見ることは できません(たいへん危険です)。
 観察するためには特別な工夫が必要です。
 簡単なものとしては、次のような方法があります。
  • 小さな穴(ピンホール)を通した太陽光を地面などに当てる
  • CDを2〜3枚重ねて太陽を見る(普通のサングラスは不可!、また長時間見つづけないこと)
  • 小さな鏡で太陽光を反射させて、建物の壁などに映す
  • など・・・

くわしい観察方法は、
  川上学芸員による解説
  渡部学芸員による解説
をご覧ください。

 平日の朝ですが、晴れていたら出勤や登校の前に観察してみてはいかがでしょうか。
 科学館でも晴れていたら、日食の経過をホームページに随時アップしていく予定です。
 ちなみに、次回、大阪で見られる日食は2004年10月14日「部分日食」です(ただし 最大でも16%しか欠けません)。

2002.6.5記

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