宇宙最大のハンバーガー!?

なりたての惑星状星雲

 アンコたっぷりのドラ焼き? それともハンバーガー? 
 アメリカNASAのハッブル宇宙望遠鏡が奇妙な形の星雲を撮影しました。  撮影した研究者の名前をとって、「ゴメス星雲」という愛称がつけられました。
”ゴメス”星雲  これは死を迎えた太陽と同じくらいの質量の星が、外層を宇宙空間に放出して惑星状星雲になる、 ごく初期段階の様子だと考えられています。
  黒いアンコの部分は星から放出されたチリが光をさえぎっているところですが、 どうしてこのような縁取りになるのかは、まだ分かっていません。
   パン(カステラ)に当たる明るい部分は、放出された外層のガスが中心星の光を反射している ところです。 あと数100年もすると、さらに広がって、惑星状星雲としての美しい姿を見せることでしょう。
  ゴメス星雲はいて座の領域、地球から6500光年の距離にあります。

原文は英語ですがハッブル宇宙望遠鏡のホームページをご覧ください。

2002.8.21記

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