小惑星「大阪」誕生

小惑星に大阪ゆかりの名前がつきました

 小惑星は現在30000個近く発見されています。
 軌道要素が確定した小惑星には、固有の通し番号が与えられますが、 発見者には名前を提案する権利が与えられます。 その提案を受け、国際天文学連合(IAU)が命名します。

 今回、群馬県のアマチュア天文家・小林隆男さんが発見し、未命名だった小惑星に 大阪関連の名前がつけられました。

Osaka(大阪):07434

命名理由:「大阪は日本第2の都市であり、産業、文化、経済、科学において重要な役割をはたしている」
2002年10月1日現在、明るさ17.1等、地球からの距離2.1天文単位、いて座の方向です。


 他に、科学館関連で、
08544:Sigenori(宮本重徳:大阪大学名誉教授、科学館元館長)、
08703:Nakanotadao(中野董夫:大阪市立大学名誉教授、科学館元館長)、
07257:Yoshiya渡部義弥:科学館学芸員)、も命名されました。

 面白いところでは、
09786:Gakutensoku学天則) や、電気科学館に関連する、
09783:Tensho−kan(天象館)、
09784:Yotsubashi(四ツ橋)もあります。


小惑星の名前のリストについては こちら をご覧ください。

2002.10.2記

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