環境省星空調査スターウォッチングのやりかた
冬は明るい星が多く、都会でも星がみやすい時期です。でも、田舎にいけば、さらにずっとたくさんの星にであうことができます。これは、都会では照明が多く、空気が汚れているのに対して、田舎ではその逆だからです。

でも、最近は都会では工場からの排気ガスが大幅に減り、一方で田舎にも明るい照明が増えてきました。年によっても変化があるはずです。

そこで、都会と田舎、そして郊外の住宅地では、それぞれどれほど星が見えるのか、年に2回市民とともに調査しようというのが環境省星空調査スターウォッチングです。大阪市立科学館も開館当初から参加しており、現在は写真撮影での調査も行う全国の定点観測点の1カ所となっています。今年は平成15年1月21日(火曜日)〜2月3日(月曜日)に実施されます。科学館でも市民から募集した方で実施します(締め切り済)

星空調査は初心者でもできますが、星の見方を知っている人の指導があるとスムーズに実施できるでしょう。方法は2つで、両方をやることがのぞましいとなっています。なお、正式に調査に参加する場合は、役所の環境課や公害課を窓口にして登録します。

1.肉眼により、高度のことなる天の川の3部分(ペルセウス座付近、ふたご座付近、いっかくじゅう座付近)を観察する。肉眼なのでかんたんそうですが、天の川をちゃんと確認をしてみたことがないと、なかなか判断ができません。

2.双眼鏡を使って、すばる(プレアデス星団)を観察する。その中で見える星をチェックする。すばるは、オリオン座がわかればわりとかんたんに見つけることができます。

くわしくは環境省スターウォッチングこどものページをごらんください。

2003.1.17記


【天文・宇宙】の話題
科学あれこれ
ホームページへ