巨大な肉眼黒点群出現!

肉眼でも見える大きな黒点が現れました

 2003年10月29日現在、太陽に巨大な黒点群が現れています。望遠鏡を使わなくても見える 黒点のことを「肉眼黒点」といいます。 黒点は太陽活動が活発かどうかと密接な関係があります。

 このような巨大な黒点、特に写真のように複雑な形をした黒点が現れる時には フレア(太陽面爆発)や磁気嵐が起きやすいと言われています。 今回も非常に強力なコロナ物質放出(CME)が起きたようです(くわしくは太陽観測衛星SOHOのプレスリリースをご覧ください)。

※太陽を直接、眼で見てはいけません(失明します!!)。 必ず、太陽観察のための専用の機材・道具をお使いください。



●撮影データ:
  2003年10月29日14:07
  10cm屈折望遠鏡+(ND8+ND400)+デジタルカメラ
  直焦点法
  撮影:川上新吾(科学館学芸員)


2003.10.29記

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