土星の衛星が33個に

土星の衛星が2つ増えて、33個になった

 ヨーロッパ宇宙局(ESA)とアメリカ航空宇宙局(NASA)の土星探査機カッシーニが、 土星に新たな衛星(月)を2個発見し、これで土星の衛星数は33となりました。
 これらの衛星は土星に比較的近いところを回っている衛星ミマスとエンケラドゥスの間の軌道を取り、 土星中心からおよそ20万kmのところを回っています(土星の半径が6万kmほどですから、半径の3倍半ほどのところです)。。
 驚くべきは、その大きさで、3〜4kmと、これまでの最小記録22kmを大幅に下回っています。

 こうした小さな衛星は、彗星がぶつかって壊されてしまったり、 土星や他の衛星の引力の影響を受けて土星に落ち込んでしまったりします。

 新しく発見された衛星は、いつどこで形成され、今後どのような運命をたどるのでしょうか?

原文は英語ですがESAのプレスリリースをご覧ください。

2004.8.18記

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