『新版・星図星表めぐり』

日本天文学会
誠文堂新光社 1942円+税
天文学は観測科学ですから、データというものが非常に重要になります。天文学をやる人で星図や星表のお世話にならない人は皆無でしょう(使わないという人は天文学者というよりも、物理学者とか宇宙論学者だといえます)。
本書は、そんな、天文学に関わっていく時に必要な星図・星表について歴史をふまえつつ紹介している本です。もちろん、星図や星表は次々に出版されていくわけで、最新の情報には追いついていないわけですが、基本となるデータはそうそう変わらないわけですから、本書は非常に有用です。 なお、今後は各種データは WEBページで発表されていきます。日本でも世界3大データセンターの一つが国立天文台で運用されています。


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