『星の地図館』

林完治・渡部潤一
小学館 4800円+税
ハッブル宇宙望遠鏡は、いままで人類が得られなかった信じられないような天体画像で、人々の目を宇宙に向けさせました。そのハッブル宇宙望遠鏡と、次の先端であるすばる望遠鏡の画像、そして空を広くみる天体写真家の写真をふんだんにつかった美しい本が本書です。どのページを見ても、天体のおどろくほど美しい姿に目を奪われるでしょう。

なお、上記だけの本ならいままでにもありましたが、そこは、新・天体カタログの著者でもある渡部潤一氏が加わっただけはあり、多数の表やそして、スペクトルによって色分けされた大判の星図などとあいまって、いろいろ調べものをするさいにも、実用的な本となっています。

大判の月のポスターや、星座早見板もついたこの本。部屋のインテリアにもなるし、プレゼントにも喜ばれるのではないでしょうか。ただ、野外で使うには別の本のほうがいいかもしれません(一応、野外用星図が付属しています)


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