わし座 Aql |
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わし座.夏の天の川の東岸にある星座.
η星は7.1764日周期で4等から5等まで変光するセファイドで,ケフェウス座δ星の変光が発見される前年1783年にグドリクの友人エドワード・ピゴットが発見しています.光度曲線にこぶがあるのが特徴です. V603は1918年に出現した新星で,極大光度-1.4等に達し,ここ300年では最も明るい新星となりました.その後,拡散していくガス殻が見つかりましたが,やがて霧散してしまいました. バンビ−スブロック星(ロス652b,ウォルフ1055b)は赤色矮星で,今までの中で実視光度が最も小さな星に属しています.BD +4°40489という9等星の伴星で,実光度は太陽の250分の1しかありません.
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わし座の神話 わし座の鷲はゼウスの鳥でした.ゼウスの落雷を運び,その後取り戻すということをしていたので,しばしば雷鳥(サンダーバード,北米インディアンの間で雷雨を起こすと信じられた巨鳥)と呼ばれていました. それはタイタン族のプロメテウス(太陽光を盗み取り,葦に包み,火の贈りものとして人間に与えた)の罰を実行した鷲でした.神にしか無い力をプロメテウスが人間に与えたことにゼウスは怒り狂い,それで,ゼウスはコーカサス山地の岩にプロメテウスを縛りつけ,毎日,その鷲がやってきてはその肝臓を食いちぎるようにしました.プロメテウルは不死身のタイタンだったため,死ぬことはできません.毎晩肝臓は元通りになり,鷲は次の日もそれをついばみにきました. ある話では,わしの星座はみずがめ座と関係があるということです.みずがめ座はトロイアのトロス王の息子ガニュメデスを表しています.ガニュメデスはとても美しい若者でした.ゼウスはその少年にひどく興味をそそられ,鷲をトロイアに遣わしました.鷲は少年をさらい,その爪にひっかけてオリュンポス山まで連れてきました.オリュンポス山でその少年は神々へ聖杯を運ぶことになりました. や座は,ある話によれば,その鷲を殺した矢であると言います.プロメテウスを災難から救い出すため毒矢で鷲を殺したのはヘルクレスでした.ヘルクレスは2番目の冒険として退治したうみ蛇の血を毒とした矢を使いました.ゼウスはその鷲が忠実に仕えたことに対する褒美として星々の間に配したということです. |