加藤賢一 データセンター

日本天文学会百年史編纂委員会 編

 日本の天文学の百年 

恒星社厚生閣、2008年

定価 3,465円

 江戸幕府天文方の西洋天文学導入から、国際的な学術成果をあげ続けるすばる望遠鏡まで、我が国天文学の百年にわたる発展史とその業績を様々な分野ごとにまとめた日本天文学会創立百周年記念本。総勢50名を超える執筆陣が、歴史的に貴重な写真や資料、最先端の研究成果を紹介し解説する。

 分担執筆した本人が言っては手前味噌になるが、現在の宇宙観と歴史がぎっしりと詰め込めれており、素晴しい装丁と相まって、天文学会100年を飾るに相応しい一書となった。休みの日、本書を30分くらいずつ読み進めるのが無上の楽しみである。

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