01/Oct./1999新設
25/May/2001更新

科学史年表(暫定版)



  *** 目   次 ***

1.古代〜中世
2.15〜17世紀
3.18〜19世紀
4.20世紀


【古代〜中世の科学年表】



【紀元前】
4000頃  銅の使用(メソポタミア)
3000頃  青銅の使用(メソポタミア)
3000頃  星座の誕生(オリエント)
2800頃  ピラミッド建設がさかん(エジプト)
2000〜  青銅器時代(メソポタミアなど)
1100頃  鉄器普及(ギリシアなど)
600頃  サロス周期の発見
6世紀  自然哲学の創始(タレス)
6世紀  最初の世界地図(アナクシマンドロス)
6世紀  ギリシア数学の確立(ピタゴラス)
5世紀  原子論の創説(レウキッポス)
5世紀  古代原子論の完成(デモクリトス)
4世紀  天体の不規則運動を説明(エウドクソス)
4世紀  自然学の確立(アリストテレス)
280頃  月と太陽の大きさの算定、太陽中心説をとなえる(アリスタルコス)
230頃  地球の大きさを測定(エラトステネス)
250頃  アルキメデスの原理の発見
150頃  月までの距離を算定(ヒッパルコス)
150頃  歳差の発見(ヒッパルコス)
100頃  ガラスの吹きづくり法発明
46    ユリウス暦の採用

【紀元後】
50    ヘロンの蒸気機関
105頃   紙の製法の改良(蔡倫)
120頃   プトレマイオス「アルマゲスト」、天動説(地球中心説)の確立
3世紀末  ギリシア錬金術の成立
5〜6世紀 零の発見(インド)
641    アレキサンドリアの図書館焼失
9世紀〜  アラビアで科学が発展する
10世紀   天文航法はじまる(アラビア)
10世紀末  幾何光学と生理光学の研究(イブン・アル・ハイタム)
11世紀   火薬が実用化(中国)
11世紀初  イブン・シーナー(アラビア)の活躍
12世紀頃  ヨーロッパで古代科学書の翻訳がさかんになる
1250頃   天文体系の研究(アル・トゥーシー)
14世紀   機械時計の発明(ヨーロッパ)


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【15〜17世紀の科学年表】

1440  ポイルバッハ 『アルマゲスト』翻訳
1450  活版印刷術(グーテンベルク)
1471  航海暦の作製(レギオモンターヌス)
1500頃 レオナルド・ダ・ヴィンチが活躍
1530  アグリコラ『レ・メタリカ』
1543  太陽中心説の提唱(コペルニクス)
1583  振り子の等時性の発見(ガリレオ)
1582  グレゴリオ暦採用
1590  顕微鏡の発明(ヤンセン)
1604  落体の法則(ガリレオ)
1608  望遠鏡の発明(リッペルスハイ)
1609  惑星運動の法則(ケプラー、〜1618)
1609  望遠鏡による天体を観測(ガリレオ)
1621  光の屈折の法則(スネルの法則)
1632  ガリレオ『天文対話』。地動説を擁護したとして宗教裁判にかけられる。
1643  大気圧の測定(トリチェリ)
1648  パスカルの原理
1654  マグデブルク半球の実験(ゲーリケ)
1655  光のスペクトル実験(ニュートン)
1657  振り子時計の製作(ホイヘンス)
1662  ボイルの法則
1665  フック『ミクログラフィア』を著す。
1666  光のスペクトル発見(ニュートン)
1668  反射望遠鏡の発明(ニュートン)
1669  光の微粒子説(ニュートン)
1673  赤血球の発見(レーウェンフック)
1675  光速測定(レーマー:秒速約22万km)
1678  光の波動説(ホイヘンス)
1687  ニュートン『プリンキピア』(万有引力の法則、運動の3法則)


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【18〜19世紀の科学年表】

1703  フロジストン説(シュタール)
1704  ニュートン 『光学』
1705  ニューコメンの蒸気機関
1730頃 ベルヌイの定理
1731  八分儀の発明(ハドレー)
1735  クロノメータの製作(ハリソン)
1738  音速測定(フランス科学アカデミー)
1752  雷の本性(フランクリン)
1763  比熱の定義(ブラック)
1765  ワットの蒸気機関
1766  水素の発見(キャベンディッシュ)
1768  水力紡績機械発明(アークライト)
1772  窒素の発見(ラザフォード)
1772  質量保存の法則(ラボアジェ)
1774  酸素の発見(シェーレ、プリーストリ)
1774  『解体新書』翻訳(前野良沢、杉田玄白)
1780  動物電気の発見(ガルヴァーニ)
1781  天王星の発見(ウイリアム・ハーシェル)
1790  メートル法
1799  電池の発明(ボルタ)
1799  定比例の法則(プルースト)
1800  赤外線の発見(ウイリアム・ハーシェル)
1800  水の電気分解(カーライル、ニコルソン)


1801  紫外線の発見(リッター)
1803  ドルトン『化学原子論』
1804  世界初の蒸気機関車(トレビシック)
1807  エネルギー概念の導入(ヤング)
1811  分子説(アボガドロ)
1813  化学記号の表記法(ベルセリウス)
1814  太陽スペクトルの暗線発見(フラウンホーファー)
1816  光の干渉実験(フレネル)
1820  電流の磁気作用(エールステッド)
1821  鉄道システムの創始(スティーブンソン)
1824  熱力学の創始(カルノー)
1827  オームの法則
1828  尿素の合成(ヴェーラー)
1831  電磁誘導の発見(ファラデー)
1837  日本最初の化学書『舎密開宗』(宇田川榕庵)
1838  年周視差の発見(ベッセル)
1842  ドップラー効果(ドップラー)
1843  熱の仕事当量(ジュール)
1846  海王星発見(アダムス、ルベリエ、ガレ)
1856  最初の合成染料”モーブ”(パーキン)
1859  スペクトル分析の基礎(キルヒホッフ、ブンゼン)
1860  カールスルーエの国際会議(原子量決定のきっかけ)
1861  電磁場の基礎方程式(マックスウェル)
1865  ベンゼン環の発見(ケクレ)
1865  アボガドロ数(ロシュミット)
1866  恒星スペクトルの分類(セッキ)
1866  ダイナマイトの発明(ノーベル)
1868  セルロイドの発明(ハイアット)
1869  元素の周期表(メンデレーエフ)
1876  4サイクルエンジンの発明(オットー)
1878  マイケルソン・モーリーの光速測定
1883  レーヨンの発明(シャンドルネ)
1886  ラジオ波の検出(ヘルツ)
1893  ディーゼルエンジンの発明
1895  X線の発見(レントゲン) 
1896  ウラン放射能の発見(ベクレル)
1897  ブラウン管の発明(ブラウン)
1897  電子を発見(トムソン)
1898  ラジウム発見(キュリー夫妻)
1900  量子論(プランク)


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【20世紀の科学年表】



1903   原子崩壊説を提唱(ラザフォードとソッディ)
1903   飛行機の実験(ライト兄弟)
1904   原子模型の理論を発表(長岡半太郎)
1904   二極真空管の発明(フレミング)
1905   特殊相対性理論、光量子仮説を唱える(アインシュタイン)
1907   三極真空管の発明(ド・フォレ)
1908   最初の合成プラスチック"ベークライト"(ベークランド)
1911   原子構造についての研究(ラザフォード、ボーア)
1912   宇宙線の確認(ヘス)
1912   結晶によるX線の解析(ラウエ)
1913   原子構造の量子論(ボーア)
1913   同位体の発見(ソディー)
1913   アンモニア合成法(ハーバー、ボッシュ)
1915   一般相対性理論の提唱(アインシュタイン)
1919   原子核崩壊の実験(ラザフォード)
1923   コンプトン効果の発見(コンプトン)
1925   量子力学の創始(ド・ブロイ)
1925   星の内的組成の研究(エディントン、ラッセル)
1925   石油の合成(フィッシャー=トロプッシュ)
1925   テレビの発明(ベアード)
1928   ペニシリン発見(フレミング)
1928   α崩壊の理論(ガモフ)
1929   ハッブルの宇宙膨張法則
1930   サイクロトロンの建設(ローレンス、リビングストン)
1930   冥王星の発見(トンボー)
1931   宇宙電波の発見(ジャンスキー)
1931   ニュートリノ仮説(パウリ)
1932   陽電子の発見(アンダーソン)
1932   中性子の発見(チャドウィック)
1935   中間子理論(湯川秀樹)
1937   中間子の発見(アンダーソン、ネッダーマイヤー)
1938   ウランの核分裂の発見(ハーン、シュトラスマン)
1938   最初の合成繊維"ナイロン”(カロザース)
1939   電子顕微鏡の発明(ルスカ)
1939   核反応による星の熱源の説明(ベーテ)
1942   核の連鎖反応(フェルミ)
1945   原子爆弾(米国)
1945   シンクロトロンの発明(マクミランほか)
1947   トランジスタの発明(バーディーン、ブラッタン)
1948   パロマー山に5メートル反射望遠鏡完成(米国)
1949   宇宙のビッグバン理論の提唱(ガモフ)
1952   フロンティア電子論(福井謙一)
1953   DNA二重らせん構造の発見(ワトソン、クリック)
1957   初の人工衛星 スプートニク1号(ソ連)
1957   超伝導の理論(バーディーンほか)
1958   半導体におけるトンネル効果(江崎玲於奈)
1961   最初の有人宇宙飛行 ボストーク1号(ソ連)
1962   通信衛星による衛星中継が始まる
1964   クォーク理論の提唱(ゲルマンら)
1964   ICの発明
1965   宇宙の3K背景輻射を発見(ペンジアス、ウイルソン)
1969   人類が初めて月面に立つ アポロ11号(米国)
1977   惑星探査機 ボイジャー1、2号打ち上げ(米国)
1981   最初のスペースシャトル・コロンビア打ち上げ(米国)
1985   フラーレンC60の発見(カールほか)
1986   高温超伝導物質(ベドノルツほか)
1987   超新星1987Aからニュートリノ検出(日本)
1990   ハッブル宇宙望遠鏡打ち上げ(米国)
1993   シングル触媒によるポリエチレン製造
1999   すばる望遠鏡運用開始(日本)




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