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緯度経度アルバム


明石市立天文科学館
兵庫県明石市(2008年10月撮影)
天文測量に基づいて東経135度子午線上に建てられ、1960年の時の記念日に開館しています。 入口脇には、漏刻復元したものが置いてあり、実際に動いています。 また、漏刻の後ろや展望台などあちこちに、「東経135°子午線」というプレートや東経135度を示す線があります。

人丸山公園 「時のふるさと明石」
兵庫県明石市(2008年8月撮影)
明石市立天文科学館のすぐ北東にある人丸山公園入口にある像。 地球儀に東経135度子午線が描かれています。 背後に写っている公園内の街灯が、なんとなくトンボの標識に似ているのは気のせいでしょうか?

トンボの標識
兵庫県明石市(2008年8・10月撮影)
明石市立天文科学館の北側、4階出口から出るとすぐのところにある「日本標準時子午線標示柱」。 隣の木の茂みに隠れてわかりにくいですが、一番上にトンボ、帯状のリングの部分に十二支が描かれています。 解説板によると、トンボは日本の異名「あきつ島」にちなんでいるそうです。

中崎遊園地 トンボの標柱(複製)
兵庫県明石市(2008年6月撮影)
中崎遊園地という公園内にあるトンボの標柱。 解説板によると、明石青年会議所が1984年に設置したもので、天文科学館の北にある「トンボの標識」の複製。 オリジナルには柱に「子午線標示柱」と書かれていますが、こちらの複製は「標準時のまち 明石」と書かれています。

中崎遊園地 モニュメント「刻」
兵庫県明石市(2008年6月撮影)
中崎遊園地という公園の入口にあるモニュメント。 明石子午線クラブが明石市制70周年を記念して建立ということなので、1989年に作られたものということになる。 石の球に描かれた日本地図に、東経135度子午線が描かれています。 「刻」の字は、当時の明石市長・小川剛による。

子午線交番
兵庫県明石市(2008年6月撮影)
入口の上に書いてある兵庫県明石警察署大蔵交番というのが正式な名前ですが、入口の横に「子午線交番」という看板が掛かっています。 屋根がドーム型になっているのは、天文科学館をイメージしたのでしょうか。 右端に移っているのが「大日本中央標準時子午線通過地識標」。

大日本中央標準時子午線通過地識標
兵庫県明石市(2008年6月撮影)
大蔵交番の脇にある標柱で、解説板に明治43年(1910年)に建てられたとあります。 しかし標柱の各面をよく見てみると、裏面に「昭和3年11月改測」とあり、測量結果に基づいて移設されたようです。

国道2号線 天文科学館案内標識
兵庫県明石市(2008年6月撮影)
山陽電鉄人丸前駅のすぐ南、国道2号線沿いに立っている明石市立天文科学館の案内標識。 日本地図に東経135度の子午線が描いてありますが、日本地図が傾いているような…。 東西の面も同じですが、北面には、かつてここに子午線標識があったことが書かれています。

山陽電鉄人丸前駅 ホームに描かれた線
兵庫県明石市(2008年6・8・10月撮影)
山陽電鉄人丸前駅のホーム西端近くに東経135度子午線と書かれた線が引いてあり、その先に明石市立天文科学館が見えています。 線路の向こう側にも東経135度子午線の文字があり、さらにその外側まで続いています。 駅の入口には、近畿の駅百選に認定されているということで解説があります。

JR大津駅 北緯35度のモニュメント
滋賀県大津市(2007年3月撮影)
JR大津駅の上りホーム西端にあるモニュメントで、地球儀には北緯35度線が描かれています。 また、足下の白と赤に塗られたレールが北緯35度線を表わしています。 解説板によると、大津駅開業100周年を記念して、1989年に設置されたということです。

本州最北端 大間崎
青森県下北郡大間町(2007年2月撮影)
本州最北端の青森県下北半島の大間崎です(奥に見えている灯台は、海岸から少し離れた小島にたっています)。 「こゝ本州最北端の地」と書かれた石碑と、床面のタイルには「本州最北端 大間崎」の文字と日本地図が描かれていました。 石碑によると、「北緯四十一度三十二分 東経百四十度五十五分」ということでしす。 附近をうろうろすると伊能忠敬がこの地も測量していることが書かれているのですが、そこには「一極高北緯四十一度三分なり」と書かれていました。 「北緯四十一度三十二分」と「北緯四十一度三分」では54kmくらいも違いますから、看板の記載ミスでしょうか?

日本中央標準時 子午線最北の塔
京都府京丹後市(2007年1月撮影)
東経135度の子午線が日本海へ抜ける京都府京丹後市網野町にあるモニュメント。 網野町の頭文字Aをデザインしたものだそうで、下のデジタル時計はグリニッジ標準時になっています。 しかし、東経135度子午線はここから250mくらい西(設置したときの日本測地系なら500mくらいも西)にあるのですが…。

京都四条河原町 北緯35度のモニュメント
京都府京都市(2006年5月撮影)
四条河原町の阪急百貨店の前に、三角錐形と球形の石を組み合わせたモニュメントがあります。 「北緯35°物語」によると、北緯35度は四条通の61m南を通っているとのことです。 しかし、世界測地系への移行に伴い、現在の北緯35度は更に370m程南、五条通との中間くらいになっています。

日本経緯度原点
東京都港区(2005年11月撮影)
ロシア大使館東側の道を南に入った奥に、日本の経度・緯度の原点があります。 といっても、東経135度・北緯35度というようなきっちりした数字になっているのではありません。 石にはめ込まれた金属のプレートがその原点ということで、横の石板に東経139度44分28.8759秒・北緯35度39分29.1572秒とあります。 世界測地系への行こうに伴い数値も変わっていますが、もともと東京天文台の子午環の位置ということですから…。 周囲になにか意味ありげな石が立っていたのですが、その東京天文台の子午環の基礎か、何かの装置の土台だったのでしょうか。

伊能忠敬測地遺功表
東京都港区(2005年11月撮影)
芝公園の東京タワーから少し南、東京プリンスホテルパークタワーのすぐ東側にあります。 左側の黒い石に刻まれた文章によると、1965年に東京地学協会が伊能忠敬の功績を記念して作ったものということです。

男鹿半島 北緯40度のモニュメント
秋田県男鹿市(2002年7月撮影)
秋田県男鹿半島北西端・入道崎にある北緯40度のモニュメントです。 左に立っている石には東西と南北にスリットが入っていて、東西のスリットが北緯40度線のようです。 南北のスリットから北へ、さらにスリットが入った石が並んでいて、その先に日時計もあります(日時計の手前にあった配置図)。 日時計の両側にも、日本語英語で「北緯40度の地 男鹿国定公園 入道崎」と書いてあります。
しかし、緯度のモニュメントなのに南北に伸びているのは変ですね。 よく見ると、日時計の裏にも配置図がありますが、スリットが入った石は描いてありません。 どうやら、北緯40度のモニュメントは日時計だけだったのに、スリットが入った石を追加したようです。 北緯40度からずれていたのかな?

三陸海岸 北緯40度シンボル塔
岩手県下閉伊郡普代村(2002年7月撮影)
岩手県の三陸海岸で北緯40度線が太平洋に出るところにあるモニュメントで、近づくと地球儀がゆっくり回転します。 天気が悪かったのでちょっとわかりにくいのですが、右奥に広がっているのが太平洋です。 塔の足元には付近の地図があり、北緯40度が赤い線で書いてあります。

伊能忠敬測量記念碑
岩手県下閉伊郡普代村(2002年7月撮影)
北緯40度シンボル塔のすぐ近くに、「伊能忠敬測量記念碑」がありました。 これには、伊能の測量で「閉伊郡黒崎村四十度三十秒」だったと記されています。 緯度で30秒角というと1km弱。 当時の測量精度のせいか、測量位置がここではなかったのか、 シンボル塔が北緯40度にないのか…。

子午せん
兵庫県明石市(2002年4月撮影)
明石のお土産としていただいた煎餅なのですが、煎餅の表面に日本地図と東経135度子午線が描かれています。 箱には「東経135度線は、北極を起点としてシベリアのヤナ湾… −京都大学観測班」という135度子午線の説明と、なぜか古地図が書かれています。 (販売元:人丸HS)

第二神明道路 レストラン子午線
兵庫県明石市(2002年4月撮影)
第二神明道路・明石サービスエリアにあるレストラン。 しかし、東経135度子午線とはちょっと離れていて、第二神明道路を2〜3km東へ走ると、「東経135°日本標準時 子午線」と書かれたゲートがあります。

アムステルダムのお昼
オランダ アムステルダム(2002年1月撮影)
アムステルダムは北緯52度あまりですので、冬至の日の太陽の南中高度はわずか15度しかありません。 この写真は冬至からひと月近くたった1月19日に写したものですが、現地時刻で12時30分だというのにこんな長い影ができています。