長谷川能三のHP雑記帳  


蜃 気 楼


 2005年5月4日(水・国民の休日)に、大阪市立科学館友の会ハイキングサークルで蜃気楼を見に行ってきました。
 船に乗ったり琵琶湖博物館を見学した後、13時30分頃、大津市の「なぎさ公園おまつり広場」に到着したのですが、蜃気楼の気配はなし。 気温と日差しの条件はそろっていた(湖面に近いところでは気温が低く、日差しは強い)のですが、琵琶湖蜃気楼研究会の方の話では、蜃気楼が出るのは北東の微風の時なのに今日は南から西の風だとのこと。 お弁当を食べながら少しあきらめムードになっていたのですが、15時20分頃から琵琶湖大橋の一部が太くなってきました。
15時26分 右下の一部が太くなった琵琶湖大橋
16時03分 ほぼ元の姿に戻った琵琶湖大橋
 この2枚の写真は、琵琶湖大橋の橋桁が高くなっている部分全体を写したものです。 中央付近に写っているのは、湖底の土砂を掘る船のようです。
 上の写真では、右の方のヨットが2艘写っているあたりだけ、琵琶湖大橋が太くなっています。 これは、この高さの景色が上下に引き伸ばされていて、他の高さの景色は上下に縮んでいるためです。 下の写真では、琵琶湖大橋はほとんど元の姿に戻っています。 下の写真と比べると、上の写真では、中央の船や橋そのもの、左の白い建物の背が低く見えています。
 橋の右下の太く見えている部分を拡大して撮影すると、どんどんその姿を変えているのがわかります。
15時29分
 
15時31分
 
15時33分
 
15時35分
 
15時37分
 
15時38分
 
15時44分