第20回 2009年1月12日10:30〜
場所 研修室
参加者 参加者8名

テキスト「質量の起源」東島清氏
http://www-het.phys.sci.osaka-u.ac.jp/~higashij/

12月は中野さんのをやったので、時間が空き、しかも新参加者もいたので
5ページ目までのレビューを行った。



ニュートン、マクスウェルの時代(古典物理学)は、光(電磁波)は波動、物質は粒子(波動ではない)だった。ところが、20世紀に入るとアインシュタインやド・ブロイらにより、光の粒子性、物質の波動性が明らかになってきた。

マクスゥエル方程式から、時間と空間に関する2階の微分方程式として電磁場の波動方程式が導かれる。また、相対論のエネルギーの式と量子論の対応原理(アインシュタインやド・ブロイの関係式)からクライン・ゴルドン方程式が導かれる。

この波動方程式とクライン・ゴルドン方程式とは酷似している。この辺の関係を図示すると

ここ