第41回 2011年2月13日15:00〜
場所 研修室
参加者3名

テキストに戻りU(1)ゲージ理論を。先回、手で入れたeAμが「ローカルゲージ変換で不変であるべし」を原理とすれば自動的に出てくることを学んだ。東工大の武藤先生の講義録を入手し、ゲージ変換とゲージ原理の関係の理解を深める。また、グローバルなゲージ変換から電荷保存則が導かれることを学ぶ。(一般的なネーターの定理についてはやってない。)ネーターの定理はグローバルな対称性があると保存量がある(ネータカレントが保存する)ことを言っているのであって、ローカルな対称性からは保存則は出てこない。しかし共変微分を導入しなければならないことが分かり、ラグランジアンの相互作用項が導かれるのである。