ゆらゆら磁石の静止状態

「ゆらゆら磁石」は袋ナットで作った37個の磁気回転子の相互作用を楽しむ展示で、2018年から大阪市立科学館で公開している。その動画がtwitterで好評となっている。


袋ナットで作った磁気回転子37個の静止状態を100回観察した。8種類の状態が出現したが、ほとんどが下のような一つの渦を描くもので、76回であった。




その他の24例を双極子近似で得た状態を参考に分類すると、下のように7種類となる。双極子近似図下の左側数値は相対的なポテンシャル、右側は出現確率。磁気回転子系の写真下側の数値は出現した順番値。


基底状態 -2.50855 32%

76回

-2.3521011745 13%

1


13

19

20

23

24

-2.3220857093 8%

15

21

-2.296051723 7%


18

-2.2489397216. 1.4%

2.2915385192 7%

-2.290428827 3%



22

12

16

-2.2706169676 3%


-2.269948439 3%



17
 
-2.269329970 3%





10


-2.2087130731

-2.1918691145
不明

14
11