(財)社会経済生産性本部エネルギー環境教育センター主催「エネルギー教育コーディネーター対象フォローアップ研修会」講演会資料
2003/3/8
大阪市立科学館のサイエンスショーについて
斎藤 吉彦
大阪市立科学館
530-0005 大阪市北区中之島4-2-1
saito@sci-museum.jp
1. 簡単静電気実験の紹介
・ プラスティックコップによるライデンびんで、百人おどし、蛍光灯点灯
・ 電気くらげ(反発、吸着)
2. 子どもをひきつけるもの
・ 大きな現象、意外性、美しい
要注意事項
・ ビックリショー
・ 子どもの目の輝き、うなずき
・ 指導者の自己陶酔
3. 科学的思考を楽しむ
・ 知識伝授型は眠い、仮説・演繹・検証が楽しい
例:静電気は電気か?→蛍光灯はどうなる?→実験
要注意事項
・ 学齢によって異なる子どもの語彙・知識・思考パターン
分子磁石の概念:小4困難、小5OK
・ 専門用語(固体、液体、気体など)
4. 興奮・刺激から定着へ
・ 家庭へ持って帰る、体験を生活の中へ溶け込ませる
家でできる実験、おみやげ
5. 評価
・ 自分の仕事を客観的に評価できるか?
・ まずは参加者との会話で探る。例:プラスティックの熱可塑性サイエンスショーで、演示終了後の子どもの声「熱くなるとトケル」
参考文献
・ いきいき物理わくわく実験2 新生出版 愛知岐阜三重物理サークル
・ 「やってみようなんでも実験」Vol.1〜4 NHK出版
その他多数あり