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【星空の連帯】しし座流星群1999 おとなしめの特集ページ

今年の出現の様子について(11月20日追加)

17日夜半から18日未明

にかけては、天候が悪く十分な観測ができなかったところが多いようですが、京都大学MUレーダーや、HAM局の反射電波を利用した電波観測では、昨年よりも低調な活動だったことがわかっています。私自信も、曇りがちな空を見上げましたが、流星を見ることはできませんでした。昨年は、どうように曇りがちな状況でも流星が見えたので、やはり低調だったのでしょう。

【星連】参加者から報告がメッセージボードに届いています。

 国立天文台の発表    高校生同時観測会の速報

18日昼(日本時間)

電波観測の流星数があがりはじめ、海外からの情報もあつまり、総合すると、1時間に1000個という大流星雨がアフリカやヨーロッパなどで見られたそうです。なお、この流星雨は夜が大西洋を渡る間に収束し、アメリカでは日本と同様な状況だったそうです。

大阪市立科学館のホームページに概況を書いておきました。リンクも豊富にしたつもり。

18日夜半から19日未明

日本で、空の暗いところでは1時間に200個程度のかなり大規模な出現が見られたそうです。私自信も観測を行い、5時代のビデオで1時間に14個の明るい流星(1等星以上)を確認できています。また、電波観測などでも、この流星にわか雨を確認することができています。日本に限っては、大当たりはこの日でした。

日本流星研究会の発表

なお、19日朝6時15分に、夜明け前の明るい空に大火球を見ることができました。−10等級でしょうか。興奮しました。上記、日本流星研究会のWEBから、火球観測者のパトロールのページに飛ぶことができます。日本中部を中心に、かなり広い範囲で見られたようです。

今年の出現予想について

    日本で大出現を予想している人はほとんどいません。そうなれば「大穴」だとか
    でも、明るい流星が見えるのは間違いないです。流れ星を見るチャンスです。

    → 私が月刊うちゅう10月号に書いた記事    国立天文台の見解

観察方法について

    →私が月刊うちゅう11月号に書いている最中の記事

    →大阪市立科学館で、直前講習会を11月17日にやります。応募制で締切11月7日

    →スカイウォッチャー&アストロアーツのWEBマンガのガイドがあります。  

その他

    →私が1998年に書いたWEB 結構人気があったらしい。流星についての解説もあります。

    →一応関わっているので、、しし座流星群高校生国際観測会