【星連】ファンのみなさま(^0^)/ 渡部@大阪市立科学館です。</PRE> #ちょっとカンタンにしてみました。どうも最近ガイドが長すぎる #きらいがあるようなので、、、。ご意見待ってます。</PRE> 今回のテーマは流れ星です。それも明け方近くがいいのです。 8月12日に、日本中の仲間と一緒に空を見上げてみましょう。</PRE> * この原稿は、使用自由・転載自由・改変自由です 渡部@大阪市立科学館 * ■□ ポイントはここだ!!!</PRE> 【いつもの10倍以上の流れ星が流れます】  真っ暗な所で1時間に5個くらい、これが1時間に50個くらいになります。  都会では、1時間に1個見えるかどうか、、これが1時間に10個くらいに  なります。 【真夜中過ぎに観察】  夜更かしですね。体調を整えて、できれば友達と一緒に観察しましょう。  ねころがって観察するのも、また楽し(^^)。です。 【田舎にいくのもよいですよ】  都会でも見られますけれども、やはり田舎の方がずっといいです。  ちょうどお盆のころ、お墓参りついでに田舎に行ってみては?</PRE> ■□ では、第9回【星空の連帯】全国版の参加ガイドです。</PRE> ▼い つ:8月12日(火)夜11時〜翌朝3時までの10分間以上 ▼どこで:北東の空が開けているところがベストです。家からでもOK ▼目 標:ペルセウス座流星群の流れ星</PRE> ▼準 備:  体  調:時間いっぱいガンバる人は、体の調子や、翌日の予定などを気を       つけましょう。無理は禁物です。特に運動部の人は気をつけて下さい       また、一番いいのは3時ころですので、早起きして取り組むのも       いいでしょう。  防  虫:蚊取り線香。虫よけスプレーなどを使いましょう。       また、毒虫や毒蛇の出るところには近づかないようにしましょう。  目慣らし:暗闇に目が慣れるのに時間がかかります。できるだけ周囲を暗くします。 また、観察の「前」はサングラスをしておくのも一つの方法です。  道  具:懐中電灯(赤いセロファンか布でおおって光を弱くしておきます)       筆記用具。時計。レジャーシートか寝椅子もあると便利。  防  犯:あまり家から遠く離れなくてもいいですが、適当な場所が       ないのならば、防犯ブザーなどを用意しましょう。       夏はいろいろ物騒です。家の人と一緒にやるのも一法です。</PRE> ▼観察  北東の方向が開けた所にいきます。またできるだけ街灯などが見えないところが  がいいです。都会ならマンションの屋上がいいでしょう。</PRE>  流れ星は、いつ、どこに流れるかは分かりません。南にも北にも流れます。  頭の上にも流れます。ですから、できるだけ広い範囲を見渡すようにします。  1点をじーっと見るのではなく、空を見渡しながらのんびりと見るとよいでしょう</PRE>  そのさい、できれば、いつ、どこ(方角・高さ)に流れたかを調べてみましょう。  高さは、頭の真上、中位、地平線の近くくらいでいいでしょう。  また、色や、明るさも分かればベストです。特に色に注目してみましょう。</PRE> ▼流れ星って  流れ星は毎日流れています。昼も夜も関係ありません。ただ、  空が真っ暗な所で、1時間に5個数えられれば多いほうです。  ペルセウス座流星群は、流れ星が1時間に50以上見られることがある  ので流れ星を見たことがない人のチャレンジにはもってこいです。  もちろん、都会でも流れ星が見られる確率があがります。</PRE>  流れ星は、小さな石や砂粒が宇宙から地球に飛び込んできたときに、  猛烈なまさつ熱で光る現象です。速度は流れ星にもよりますが、  秒速10km〜80km ほどです。光る高さは、100km 程度ですから、  万一、何秒も光る流れ星があるとしたら、大変危険ですね。</PRE>  流れ星の大多数は、彗星から飛び出した、スカスカの砂粒のような  ものだと考えられてきました。しかし、最近の研究では、割としっかりした  小石という説も有力になっています。  問題は、これがどこからやってくるかです。流れ星の道筋を過去にさかのぼって  調べてみると、多くは彗星から飛び出したものだということが分かっています。</PRE>  ペルセウス座流星群の場合は、スイフト・タットル彗星という彗星から飛び出した  物質が、地球に飛び込んできたということが分かっています。  彗星は、氷の塊ですが、その中には砂粒のようなものも混ざっています。  その砂粒は周りの氷が溶けることによって、宇宙に飛び出し、地球に達するのです</PRE>  なお、光るといっても「燃える」のではなくて、高温になって溶けた  流星体が、蒸発し、その蒸発物質が大気中の分子と衝突し、電離して  発光します。光の色は、流星体物質の構成分子のスペクトルと大気の  分子のスペクトルになります。炎色反応の話や蛍光灯が光る話と  関係がありますね。