発光ダイオードを使った信号機
発光ダイオード(LED)は、電光掲示板などでよく使われている発光部品です。 しかし安価な製品が実用化されていたのは赤外・赤・黄・黄緑に限られていたために、 多くの電光掲示板では赤色・黄色・緑(黄緑)色で表示を行なっています。

そんな中、1993年に徳島県の日亜化学工業という会社が、 非常に明るく寿命の長い緑色〜青色の発光ダイオードを製品化し、 青色発光ダイオードがだんだん普及してきました。

緑色〜青色の発光ダイオードが実用化されたことにより、 信号機の電球の代わりに発光ダイオードを利用することができるようになりました。 発光ダイオードを信号機に使用した場合、
  • 電球を交換する必要がない(フィラメントが切れない)
  • 朝日や夕日が当たっていても認識しやすい
  • 消費電力が少ない
という利点があります。 初期費用が通常の信号機より高いためにまだあまり普及していませんが、 今後発光ダイオードを使った信号機が増えていくでしょう。











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