解説用の星図をさっさかつくるプロジェクト メモ9 Javascript+fireworks+VB2005編

前のメモに引き続き、用紙を決めて、円形の星図を作ってみる。

座標変換

とりあえず北半球用とし、星座早見などで使う、正距方位図法を採用する。

まず、天の北極を中心にする(RA:0時,DEC:90度)とする。これは、

DEC 中心からの距離Rに対応: R=(90度−DEC)*A   Aは適当な倍率

RA 中心からの方位θに対応: θ=360/24*RA(角度単位) =2*π/24*RA(ラジアン)=π/12*RA

そして、X,Y,との関係は、

X=R*cosθ+X0

Y=R*sinθ+Y0

となる。なお、X0,Y0ならびに、Aは、紙のサイズで決まる

X0=maxpaperX/2

Y0=maxpaperY/2

Aについては

DECの値域を(90度〜−90度+緯度) となるので緯度をφとすると、

DEC:φ−90〜90度 → R:A*(0〜180-φ)であり、

Rの最大値は maxpaperX または maxpaperYの大きい方 maxpaper の半分でなければいけないので

Rmax=maxpaper/2=A*(180-φ) なので、整理すると

A=maxpaper / 2 *(180-φ)

となる。以上をふまえて、北半球、北緯φのばあい

θ= =π/12*RA

X= (90−DEC)* maxpaper / 2 *(180-φ)*cosθ+maxpaperX/2

Y= (90−DEC)* maxpaper / 2 *(180-φ)*sinθ+maxpaperY/2

ついてに

starR = maxstarR / 10^(0.2(Vmag))

とする。

これをVB2005 のルーチンにする のはおあずけ

 

2008年04月12日 記す

続く・・・のかな