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■「舎密局」へ行こう!


■ところで「舎密局」、なんと読むのでしょう?
   (1)しゃみつきょく (2)しゃみつのつぼね (3)せいみきょく

 こたえは、(3)の「せいみきょく」。
 「舎密」はオランダ語で化学を意味する「Chemi」の音訳で、「舎密局」は1869(明治2)年に政府が開校した日本初の化学専門の学校の名前です。

 ちなみに、去年10月の科学館クイズで同じ出題をしたところ、正解率は83%。正解率が高いのは、展示「舎密局」の前で出題をしていたからに違いありません。
 (1)の「しゃみつきょく」と答えたのは47人(9.4%)、(2)の「しゃみつのつぼね」は27人(5.4%)。 当時「大奥」というドラマが放映中で「春日局」に引っかかるかなと思っていたのですが、ぜんぜんでした…


 舎密局はその後1886(明治19)年に第三高等中学校に、1889(明治22)年には京都市吉田に場所を移し、1894(明治27)年から第三高等学校となりました。これは、いまの京都大学教養部にあたります。

■舎密局へ行こう!
 大阪はいま、桜が咲き始めたところです。きのうはお天気もよくてぽかぽか陽気、自宅から大阪城公園を抜けて谷町4丁目まで散歩をしてみました。
 舎密局(跡)は、今の谷町4丁目にあります。
 街に溶け込んでいるというか存在感はちょっと薄く、「舎密局」を知っている私も、実は前回、素通りしてました…。
  
  右下、大きな木のあるところが舎密局跡。左のビルは、NHK大阪放送局。
  この大きな木は当時からあり、学生の憩いの場になっていたとか。

  
  西洋の化学の講義や実験を指導した初代教頭のハラタマ【Dr. Koenraad Wolter Gratama(1831〜1888)】、このほか石碑などを見ることができます。

→嘉数学芸員の「舎密局」解説
→小野学芸員の「舎密局」解説

 桜を見に大阪城へお越しの際は、すこし足をのばして、130年前の日本初の化学の学校を想像してみませんか。

■舎密局への交通
 馬場町の交差点から本町通りを西へ。大阪府警察本部とNHKの間を越えてすぐ、です。


(2005.04.05.岳川有紀子



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