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■花火のひみつ 花火の化学を実験しよう!






注))化学実験には危険が伴います。必ず化学実験に慣れた人と一緒に実験を行ってください。



★ 「花火の化学を実験しよう」 :その目的について

 おもしろい、そして美しい花火は、古くから夏の風物詩としてたくさんの人に親しまれています。そんな花火には、燃焼・炎色反応などという化学が利用されていることを、ダイナミックな実験と学芸員の解説によって、科学館のお客さまに知っていただくことを目的として、サイエンスショーのために企画・製作しました。
 「花火がよく燃えるのはなぜ?」 「花火の色は何の色?」 が2大テーマです。


★ 実験の内容  主な実験を演示順に紹介します。


火薬と燃焼について

(1)最初の火薬(黒色火薬)を作る ・・・ 火薬の歴史について

   実験の方法とコツ


(2)黒色火薬で線香花火を作る、そして燃やす ・・・初期の花火について

   実験の方法とコツ

てづくり線香花火


(3)酸素中での燃焼 ・・・ 激しい燃焼にはたくさんの酸素が必要

   実験の方法とコツ



(4)水中花火 ・・・水の中で花火ができるとすれば、それはなぜ?

   実験の方法とコツ

水中花火


光と色について(時代の流れに沿って)


(5)炭素の粉を火の中に ・・・ 黒色火薬の線香花火を思い出しながら

   実験の方法とコツ


(6)鉄を火の中に ・・・ 鉄は燃える? 黒色花火より美しい花火へ

   実験の方法とコツ


鉄粉の燃焼

(7)銅を火の中に ・・・花火に”色”をつけるために

   実験の方法とコツ


(8)霧吹き炎色反応 ・・・ 花火にいろいろな色をつけるために

   実験の方法とコツ

霧吹きを使った炎色反応


まとめ

(9)打ち上げ花火の構造 ・・・ 打ち上げ花火のしくみ

昇小花付八重芯変化菊(10号玉)とその半割り模型  



★この実験は、2000年6月〜8月末までの3ヶ月間(演示319回・見学者のべ19339人)、2004年6月〜8月末までの3ヶ月間(演示318回・見学者のべ27164人)に、大阪市立科学館のサイエンスショーとして実施したものです。

(2004.11.16.更新)

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