第2の地球の見つけ方

地球はやっぱり青かった・・・

 「地球は青かった・・・」(ガガーリン)
太陽系の惑星についての色−色図[NASA/GSFC]
 宇宙から見た地球が青いのは、海の色、そして、空の色です。
 空が青いのは、大気が青色の光を散乱するからです("レイリー散乱"といいます)。

 実は、この地球の青さは特別なものです。

 アメリカ航空宇宙局NASAの研究者らのグループが、太陽系の他の惑星の色を調べた結果、地球だけが特別な色であることが分かりました。


 他の惑星が、図の左下の部分に集まっているのに対して、地球だけが、とびぬけて青かったのです。
 もしも将来、観測装置が発達して、太陽系以外の惑星についても、同じように詳細に色を調べることができれば、地球のように生命がすめる惑星を選び出すことが可能になるかもしれない、と研究者たちは考えています。

※原文は英語ですが、NASAのプレスリリースをご覧ください。

2010.11.3記(石坂

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