国際宇宙ステーション

国際宇宙ステーションが見えた!

国際宇宙ステーションの光跡2007年8月24日19:12(大阪市内より)  日本をはじめ、世界各国が共同で建設・運用している国際宇宙ステーションが2007年8月24日の夕方、大阪上空を通過し、よく晴れた空に明るい光跡を描きました。

 右の写真で中央右下に見える白い線が国際宇宙ステーションの軌跡です。 この日、19:10頃、北西に現れた国際宇宙ステーションの光点はゆっくりと南東方向へ移動し、南西の空で最も高く(高度約70度)なりました。 写真はちょうど国際宇宙ステーションが最も高くなった頃に撮影したものです(下が南です)。

 国際宇宙ステーションはサッカー場ほどの大きさを持つ、巨大な人工衛星(宇宙基地)ですが、地上400kmのところを飛んでいますので目では点にしか見えません。 また、秒速8kmという猛烈な速さで移動しますので、特殊な望遠鏡でなければ追いかけることができません。

 国際宇宙ステーションがいつ見えるのかは日本航空宇宙研究開発機構JAXAのホームページに予報が出ています。


●撮影データ:
 日 時:2007年8月24日19:12
 機 材:Panasonic FX-30/F2.8
 備 考:ISO100相当、露出8.0秒

※ビデオで撮影したものはちょっと暗いですがこちらです(10.2M)。 中央左下付近から建物の方へ消えていきます。

2007.8.25記(石坂

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