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そらみたことか


太陽の内暈と環天頂アーク
2007年1月1日(月) 14時34分
兵庫県姫路市にて
元日早々、何か出そうな薄雲…と思っていたら、太陽のまわりに暈(かさ)が見えました。 これなら暈だけじゃなく…と注意してそのまわりもよく見ると、上の方に環天頂アークも出ていました。

太陽の内暈と上部タンジェントアーク
2007年1月3日(水) 11時33分
兵庫県西宮市にて
今日も太陽のまわりに暈(かさ)が出ていました。 暈の一番上の部分は、うっすら上部タンジェントアークも重なっているので明るくなっています。 もっと太陽高度が低いうちに気づいていれば、環天頂アークも出ていたかもしれません。

幻日
2007年1月4日(木) 14時04分
兵庫県西宮市にて
今日は、まず幻日が見えました。 幻日はなぜかその時々によってずいぶん見え方が違うのですが、今日の幻日はしっぽが長く伸びて見えました。 でも、太陽側には伸びていないので、幻日環というわけではないようです。

環天頂アーク
2007年1月4日(木) 15時00分
兵庫県西宮市にて
その後、こんどは空の高いところに環天頂アークが見えました。 窓からだったので、ちょっと身を乗り出して撮りましたが、ひさしが少し環天頂アークにかかってしまいました。

太陽の内暈と幻日と上部タンジェントアーク
2007年1月4日(木) 15時14分
兵庫県西宮市にて
環天頂アークが見えなくなった後、太陽の内暈が見えてきました。 幻日と上部タンジェントアークも重なって見えているのですが、ちょうど低層の雲が少しかかって、半分隠れています。

暈と上部タンジェントアークと環天頂アーク
2007年1月21日(日) 08時48分
兵庫県西宮市にて
今日は朝から、太陽の内暈が見えていると思ったら、上に方には環天頂アークも見えました。 内暈の一番上の部分が明るくなっているのは、上部タンジェントアークも重なっているからでしょう。

右側の幻日と太陽の内暈
2007年1月21日(日) 08時49分
兵庫県西宮市にて
淡い内暈の右端が、少し明るく、色もついているように見えます。 これは、太陽の右側の幻日ですね。 太陽高度が低いと、幻日はこのように内暈と重なってしまいます。

左側の幻日と暈と上部タンジェントアーク
2007年1月21日(日) 08時57分
兵庫県西宮市にて
しばらくすると、今度は太陽の左側の幻日がうっすら見えてきました。 また、内暈の上端も少し虹色になっていますので、上部タンジェントアークも重なっているようです。

太陽の内暈と上部タンジェントアーク
2007年1月23日(火) 13時22分
大阪市立科学館(大阪市北区)にて
太陽の内暈の上にのっかるように見えているのが上部タンジェントアークです。 上部タンジェントアークは、太陽高度が低いと両端が上がり、太陽高度が高くなると両端が下がるのですが、ちょうどその中間でほぼまっすぐ左右に伸びています。

太陽の内暈と環天頂アーク
2007年1月23日(火) 15時10分
大阪市立科学館(大阪市北区)にて
その後、上部タンジェントアークは見えなくなってしまいましたが、内暈のずっと上の方に環天頂アークが現われました。 環天頂アークは、太陽高度がおよそ32度以下でないと現われないのです。

環天頂アーク
2007年1月23日(火) 15時12分
大阪市立科学館(大阪市北区)にて
環天頂アークを、もっと上を見上げて撮影すると、自分の後ろの建物がこんな風に入ります。 環天頂アークは天頂を中心とする円弧の一部になっていますので、建物の先のすぼまったところが環天頂アークの中心になります。

  翌月