最近の出来事

3.29 ミョウバンの結晶
大正高等学校の広瀬先生から、ミョウバンの巨大結晶とたくさんの小さな結晶をいただきました。小さいといっても一辺、平均3cmの八面体です。実際に手にするとその大きさにびっくりです。全部で70個程ありました。一番大きな一辺12cmの大きさのものは、5年かけて作られたそうです。貴重な資料として、科学館でお預かりし、展示場で皆さんにぜひ見てもらおうと考えています。
ミョウバンの結晶
一番大きい結晶の一辺は12cm!


3.26 ジュニア科学クラブの実験

今年度最後のジュニア科学クラブがありました。今回は、先月のチャレンジで、割り箸と厚紙で作る飛行機をつくる実験の解答(?)と葉脈を使ってしおりを作る実験を行いました。葉脈のしおり作りは、事前に何人くるか分からないため、準備も大変でしたが、50名余りの参加者と実験をしました。みんな上手に作れたようです。科学館での思い出作りになったかな?
 友の会会員の前田さんがジュニア会員のためにと、ヒイラギやツバキの葉っぱを持ってきてくださいました。ありがとうございました。20名ほどのジュニア会員が前田さんの葉っぱで実験をすることができました。

3.23 資料の登録
いままで、登録していなかった受入資料を、資料受入票に記載しました。この用紙に記入することで、科学館の資料として正式に登録されることになります。その後、その資料をいろいろ調べたり、展示場に出したり、保管しておくなどするわけです。

3.21 賑わう科学館
今日は春分の日の振り替え休日ということで、多くのお客様にきていただきました。めちゃ込みというわけではなく、適度な込み具合。展示などもそんなに待ち時間なく触れることができる状態でした。サイエンスショーも割合ゆったりと座ってみることができる状態でした。陽気も良くなって来るこの時期というのは、割合落ち着いて科学館を利用することができます。

3.18 大人の化学クラブ

5月から始まる「大人の化学クラブ」その宣伝ビラを遅まきながら、展示場に配置しました。「ガラスマイスターになる」ということでガラスの取り扱いをしてもらいます。粉末試薬からガラスを作ったり、ガラスにめっきして鏡を作るなどします。募集案内はこちら

3.15 韓国語と中国語
現在進めている展示案内板には、4ヶ国語(日中韓英)を表記するということになっており、そのデータを仕事をお願いしている会社に渡そうとしたのですが、こちらにあるのは、Windowsのソフトでみることのできるもの。相手先はマッキントッシュでデータを取り扱うため、互換性を持たせるに一苦労。辞書なりフォントなりを入れておけばすむことなのでしょうけど、いままで扱ったことのない言語だけに参ってしまいました。
結局は何とかなりましたが…

3.10 デービーの仕事
今サイエンスショーで行っている電池の実験。その中の話題で、H.デービーの話を少しするのですが、一般にはなじみがない人でしょうね。マイケル・ファラデーのお師匠さんですが、そのデービーは、電池を250個つないで、ナトリウムとカリウムの単体を取り出し、見事その発見者として名をはせています。では、どうやって取り出したのか、水酸化カリウムを融解して電気分解したのです。そして、一人で元素を6個も発見しています。恐るべしH.デービー。この人のことを調べると面白そうです。

3.9 展示メンテに付き合って…&国際宇宙ステーション
展示メンテナンスに業者さんが入りました。点検修理の中で、屋上に設置しているカメラを取り替える作業を行いました。しかし、この取替えが難儀しました。ケーブルの引き回しの関係上、4階展示場の天井、キャットウォークを這いずり回らなければならなかったのです。めちゃくちゃ過酷な障害物レースといったところでしょうか。天井なので、温度も高く、あっという間に汗とホコリまみれ。さすがの業者さんも泣きが入っていましたが、見事に映像は復活しました。

夜6時半ごろに国際宇宙ステーション(ISS)が大阪上空を通過するという話を聞き、科学館の西側駐車場で観察しました。明らかに飛行機とは違うスピードで明るい光点がうす曇の大阪の空を駆け抜けていきました。90分で地球を1周するというのだからたいしたものですね。
国際宇宙ステーションについてはこちら


3.7 展示の撤去と案内板のまとめ
今日は休館日ですが、2つほど展示を撤去しました。熱線ビデオと鏡の展示。老朽化や、改良を行うためです。
撤去はいいのですが、取り外した展示の枠(筐体)がエレベーターに載らない…。結局切断して小さくしたのですが、この建物のエレベーターは間口が1mしかないので、余り大きなものが入れられません。

展示案内板の改修案も出そろってきてきました。今までより分かりやすい案内板や、展示解説板ができるでしょう。


3.2 展示ケース
新規展示品の展示ケースをどうするか。高さはどうする、奥行きは、設置したとき大人から子供まで見やすいのか。丈夫なんだろうか?
気にすることは結構あります。一応、これがいいなという候補が決まりましたが、今度は購入するための手続きも必要です。


3.1(火)サイエンスショー「電池の実験」

今日から、館内のプログラムが変わりました。小野は、サイエンスショー「電池の実験」の担当です。今回のサイエンスショーでは、見学者の皆さんにも結構手伝ってもらうことが多く、皆で楽しめると思います。人間も電池になることができるのですが、ご存知ですか?
今回のサイエンスショーでは、世界で最初の電池の紹介と、簡単に作れる電池の紹介を行います。ぜひ、ご覧ください。


2004.10〜2005.2までの出来事はこちら

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