最近の出来事

2.22(火)学校めぐりと資料の到着
科学館で行っているジュニア科学クラブの来年度の募集について近隣の小学校へ案内しています。学芸員が皆で手配して回っているのですが、小野も今日2件ほど回ってきました。このような地道な活動も必要なんです。

新しい薬の展示を作るべく、製薬会社さんに協力を仰いでいるところですが、金曜日に1社、今日も1社から資料を送付していただきました。ありがとうございます。少しずつですが展示に向けて動き出しています。

2.17(木)視察
本日は大飯原発のPR館「おおいり館」と舞鶴の「エルマールまいづる」というところへ視察に行きました。今回の視察は、次回予定されている展示改装の調査の一環です。大飯の施設は、原子力発電のPR館ですが、原子炉内部の1/3モデルというのがありました。その大きさには結構びっくりしました。本物は、さぞ大きいことでしょうね。続いての舞鶴の施設は、船に浮かぶプラネタリウムがあります。これは、全国的にみても珍しいですね。こちらはエネルギー全般についての展示を映像を中心に紹介していました。

エルマール舞鶴の展示
  エルマール舞鶴の展示

2.13(日) 本日も大入り
連休最終日、本日も多くのお客様に来ていただきました。ありがとうございます。プラネタリウム、サイエンスショーと大人気ですが、展示物はゆっくり楽しんでいただけたでしょうか。順番待ちの展示も多々あり、この3連休にこられた方々は、すべての展示を楽しむことが、難しかったかもしれません。

とりあえず、小野は、友の会誌「うちゅう」の原稿を書き上げ、締め切りには間に合いました。
そして、明日は、新しい学芸員を採用するための試験があります。今度はどんな人が来るのかな。

2.12(土) 友の会の合宿
科学館友の会の合宿観望会を西はりま天文台で、1泊2日の日程で行います。今回は60名余りの大人数で実施です。最近できた2m望遠鏡「なゆた」を使っての観測会。うらやましいですね。どんな感じで星々が見えるのでしょうか。

2.11(金・祝) 世間は3連休
3連休の方が多いと思われる。今日は、たくさんの方が館に見えられました。多くのお客さんの前で、2回もサイエンスショーをすると、ぐったり。パワーがいります。前は、もう少し元気だったんだけど、年取ったんでしょうか…。
それから、原稿締め切りがあるのに、ネタがない。大変だ。

2.11(木) 談話会
木曜の定時後は、学芸員が持ち回りでスピーカーになり、最近の仕事のことや、専門分野の動向、科学ネタの紹介などを行う「談話会」というのを行っています。今日は、私が担当で、「田中耕一氏が開発した質量分析器のイオン源(復刻品)」の紹介、最近の資料収集について、そして、次回のサイエンスショーの新ネタのお披露目を行いました。
イオン引き出し部
2002ノーベル賞の貴重な資料


2.8(火) 資料の情報
とある博物館の方から、以前から探していたある資料が某所から出るかもしれません、と連絡をいただきました。先方様の都合や、館の予算、資料の保存場所、展示化はするのかなどなどいろいろ問題はありますが、できれば貸していただけないかなと連絡中です。


2.6(日) 化学の2人の巨匠語り合う…
科学館友の会の「化学サークル」は、現在、阪大名誉教授の芝哲夫先生を講師にお招きして、芝先生の著書「化学物語25講」を読み進めています。今日は、そのレギュラーの化学サークルの始まる前に、以前化学サークルの講師をしていただいた、西本吉助先生(阪市大名誉教授)の講座がありました。西本先生からは、「色と光」について、芝先生からは「アルカリ金属」ついての話だったのですが片や量子化学の巨匠、片やタンパク質の巨匠です。その分野を極めている先生方と一緒に学習している化学サークルの皆さんは、幸せだなぁと思いました。
芝先生と西本先生
オキシンについて熱く語り合う、芝先生(左)と西本先生

2.3(木) トップページの変更、医薬品の収集
ごちゃごちゃして見にくかった、トップページを少し変えてみました。自分としては前より、見やすくなったかなとは思うのですが、どんなもんでしょうね。見た目は、シンプルに中身は深くを目指していきます。

それから、大阪にゆかりのある製薬会社に、家庭用医薬品をもらえないか連絡を取っています。展示を作ろうと思ってのことなのですが、実物を展示化するには薬事法に引っかかるのですね。うーん、難しい。

1.22ジュニア科学クラブ
小学校5・6年生を対象にしたジュニア科学クラブ。今回のテーマは、「台所は実験室 〜化学実験ことはじめ〜」家にある道具でできる実験の紹介と、化学実験とはどういうことなのかという紹介をしました。ちなみに料理やお菓子つくりというのは、結構化学実験に通じるところがあって、なかなか勉強になるものです。今回のジュニア科学クラブはおまけの工作もあって、ALMAの電波望遠鏡のペーパークラフトも作りました。

1.19ジュニア科学クラブに向けて
1月22日に行うジュニア科学クラブのデモ実験や紹介資料を作っていました。台所をテーマにした化学実験の話なのですが、いつの間にか化学実験の始まりはというところから、錬金術について内容を作っていました。これはこれで面白いテーマですが、別な機会で紹介していかないと。今回のテーマは台所…。

1.13サイエンスショー研究会
サイエンスショーをよりよくするために実施しているサイエンスショー研究会。現在行っているものと、次回行う実験の内容を紹介するものです。そして、科学館の職員だけでなく、お越しいただいた外部の方々からの意見をいただいて、以降の内容改善に反映させて降ります。山梨や、福井からも今回はお越しいただき、貴重な意見を伺うことができました。今回小野は、次回行う電池の実験内容をお披露目しました。いただいた意見を参考に、3月以降のショーに生かしていきます。

1.8予備実験
来週の13日にはサイエンスショー研究会があります。これは、現在行っているサイエンスショーの内容のチェックと次期サイエンスショーのネタのお披露目です。館内の職員だけでなく、館外の方々にもお越しいただいて、意見をいただいています。小野は、次回の電池のサイエンスショーを担当しますので、そのねたをお披露目しなければなりません。
過去にも電池の実験をしているので、ある意味「保険」はあるのですが、やはり新ネタの欲しいところです。ただ、期間中300回近くこなす実験で、大勢の人に見せられて、ある程度見栄えのするものというと…、いろいろ難しい面が出てきます。
とりあえず、今日は、実験道具の有無や、動作チェックなどを行いました。
どこにもある電池だけれど… 館にあるボルタの電池



2005.1.5 新年おめでとうございます
科学館は、本日から営業日です。一応昨日の間にプラネタリウムの機器や展示のタイマーなどのチェックを済ませております。
さて、冬の間に1週間ほど館を閉めますと、館内がとても冷えるんです。本日お越しいただいた皆様には寒かったかもしれませんね。この館内の冷えは少しの間続きます。
今年1年もよろしくお願いいたします。

12.18 科学館友の会例会
毎月第3土曜日は、科学館友の会の例会の日。小野が今年度例会でしゃべるのは初めてかと。テーマは「マイナスイオン」。いまさらとは思いますが、マイナスイオンというのは身体に効くのか?とりあえず、マイナスイオンの言葉が学術用語ではないし、定義もそれぞれ違うようです。そして、空気中にこれだけあれば、身体に良いといわれているマイナスイオンの量と、オゾンやHCNなどの許容量と比較を行いました。マイナスイオン発生装置に何個発生するとあったので、その数字と比較したのです。その結果は…。gでもなくmolでもなく個数で数えたのですが、マイナスイオンが10桁近く少ない量でした。個数だけの比較ですが、これで効くのかどうか疑問ですね。
例会に参加した皆さんに、内容をきちんと伝えられたかな。
12月の友の会例会
        例会の様子


12.14 展示場看板の見直し
展示場の案内表示や、展示物の解説などわかりにくいとのご意見をいただいております。そこで現在、トイレや階段、エスカレーターの場所がすぐわかるようにするための看板見直し作業をこのところ行っています。また、展示物の解説なども一部手直ししていく予定です。
今日の午後は、展示場の上の方や壁を見回しながらの実地見分です。休みなしで3時間も展示場をうろうろすると、足が棒のようになってしまいす。



12.11 大人の化学クラブ第3回目
10月から行ってきた「大人の化学クラブ」は今回で最終回。ガラスの特性を知りその性質を利用した実験を行ってきました。最終回は、ガラス棒からトンボ玉を作るい実験でした。前回まで使用していた軟質ガラスよりも更に低い温度で融ける鉛ガラスを使っての実験。取り扱いが少し難しかったかもしれません。それでも何とか作り上げたトンボ玉は、記念になると思います。機会があるごとにこの実験もやっていきたいですね。

ガラス棒を融かす 完成したトンボ玉
     トンボ玉製作中       完成したトンボ玉



12.3 グライダー設置、新プログラムスタート

科学館正面玄関を入った少し奥、ミュージアムショップ前にグライダーを設置しました。東北大学で使用していたものを寄贈していただいたものです。主翼の長さが15mもあり、下から見上げると、迫力があります。飛んでみたい…。
グライダー

来年の2月末日までの新プラネタリウム、サイエンスショー、オムニマックスとプログラムが始まりました。新サイエンスショーは、「風のうらわざ」。風の流れの速い遅いでどのような現象がおきるのかを解説します。身近なところでは、飛行機が飛んだり、野球などのボールがカーブするところなどで関係します。ただし、始まったばかりのショーは、慣れるまでが大変。試行錯誤で1ヶ月は少しずつ演じないようが変わっていきます。早く慣れないと…。

風で浮かすビーチボール

11.30  臨時休館日
科学館では、臨時休館日をいただくことがあります。そのとき何をしているかというと、展示場の大きなメンテナンスや清掃、プラネタリウム、サイエンスショーなどのプログラムの入れ替え等、館内は結構バタバタしています。

今日は、3階展示場で展示物の修繕を行いました。結構丈夫に作ってある展示なのですが、壊れてしまうことがあるのです。各種部品の疲労による破損もありますが、乱暴に扱われて壊されることも多々あります。展示物はやさしく扱ってくださいね。
展示修理1   展示修理2  
ジョギング発電ベルト交換。たくさんの
人に走ってもらったのでベルトが破れました。
原子力発電の展示の修理。押し出しプレートが
折られたり(泣)、ケースを破壊されたり(大泣)…。















11.28  サイエンスショー「見えたり見えなくなったり」最終日

長谷川学芸員製作の9月から行ってきた、サイエンスショー「見えたり、見えなくなったり」が本日で最終日でした。「偏光」というテーマで実験を行ってきました。偏光による現象が、見学されたお客さんにとっては、かなり意外性があったようでした。特に2枚の偏光版の間にセロテープを張って、カラフルに見えるのが、大いに受けていました。

今日は、科学館の元案内員さんFさん、Aさんも見学してくれましたが、とても気に入った様子で、熱心に見ていってくれました。「光」の偏光という科学的な内容と、見ていて綺麗という感性に訴える部分がうまく調和されて、なかなか受けの良い実験だったと思います。静電気の実験や液体窒素の実験のように定番サイエンスショーになるんではないでしょうか。
偏光板を使った星座絵
  偏光板を用いて作った星座図















2004.11.13  2004大人の化学クラブ 第2回目 ガラスの性質を知る

大人の方で化学実験をして化学の知識を深めたり、化学に関心を持ってもらうために行ってきている化学実験講座。
今年度小野が担当している内容は、ガラスの化学的性質を理解するとともに、ガラスの取り扱いをある程度マスターしてもらっています。
化学実験の基本のひとつガラス細工を実習し、参加者は、ガラス棒やガラス管でもマドラー作りに挑戦しています。
ガラス管から製作したマドラーマドラー製作中



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