パワーポイント VBAで星図などを描く ①色々コントロール パート1

準備編で、パワーポイントのVBA(Visual BASIC for Application)が使えるようになりました。
ここでは、VBAを使って、パワポを色々コントロールしてみます。えっと何やろうかな。3つほど考えてみました。

1.画面にボタン配置して なんか 叫ばせる
 いわゆる Hello World ですね。

2.パワポファイルを保存する
   保存だけなら CTRL-S のキー一発なので、わざわざという気もしますが、ファイル操作をさせる基本です

3.ページにナンバリングする
   もちろん、ページ表示機能がパワポにはあるのですが、でっかい数字をつけたいこともあります。
   カウントダウンとかにも使えます。


1.画面にボタン配置して なんか 叫ばせる

いわゆる Hello World です。手順を書いておくのは、自分があとで思い出せるようにです。

ボタンを配置し、プロパティで叫ばせる司令を出します。

1)開発メニューの上の A とかならんでいるところの □ ボタンアイコンをクリックしページ上にボタンを配置します。


2)配置したボタン(CommandButton1)をダブルクリックすると、アクションを起こすプログラムを書くエディタが起動しますので、
 当該サブルーチンにアクションを書きます
  基本は、オブジェクト(この場合はボタン).プロパティ(この場合はキャプション)の値を代入する形になります。
  ボタンもなにも
  

   CommandButton1.Caption = "Hello World" & Time() とだけにしますね。


3)ファイルを保存します。
   保存するとき、ただ保存してもVBAが有効になりません。名前をつけて保存にして、「PowerPointマクロ有効プレゼンテーション」で保存します
   拡張しは pptx ではなく pptm になります。



4)パワポでプレゼンをはじめ
  ボタンを押します するとボタンのキャプションが、"Hello World" に続いて時刻になります。

2.パワポファイルを保存する

パワポファイル全体は、presentation というオブジェクトで、保存はsave というメソッド(命令)です。
ボタンに

ActivePresentation.Save

を指定すれば、ボタンを押すとセーブされます

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