2001年8月16日未明の木星食

2001年8月12日記

2001年8月16日は、久々に日本から観察しやすい木星食が見られます。

月が木星をかくす木星食は、毎年数回程度おこっています。しかし、見られる範囲が地球上の1〜2割程度とせまいことや、夜の観察しやすい時間におこる確率などもあり、大阪で見やすい木星食は今回をのがすと10年ほどありません。

木星食は肉眼でも見ごたえがあります。15日から16日にかけての夜中3時ごろのできごとですが、見る価値はある現象です。もちろん、双眼鏡や望遠鏡、デジタルビデオなどでも楽しめます。観察の方法などくわしくは【星空の連帯】ページのガイドをごらんください。木星食の状況を解説するアニメもあります。

さらに、明け方の空には木星のほか、金星や土星、オリオン座など明るい星もせいぞろいしており、木星食なしでもみごとな光景となっています。夏の夜明けまえ、頭上でおこるドラマに目を向けてみてください。


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