部分日食2004年10月14日

2004年10月14日(木)に部分日食があります

 大阪では2年ぶりとなる「部分日食」が起きます(前回は2002年6月11日でした)。

 時間は10:49〜12:21、大阪で最も欠ける時刻は11:35、 方角は南、地平線からの高さはおよそ47度です。

 ただし、今回は最大で14%程度しか欠けません(食分0.147)ので、多少見ごたえは・・・です。 しかし次回、大阪で日食が見られるのは2009年7月22日まで飛んでしまいますので、見逃せません!!

部分日食の経過(ステラナビゲータにより作成)

●部分日食の観察

 部分日食では太陽の明るさはほとんど変わりませんので、目で直接見ることはできません(たいへん危険です)。
 観察するためには特別な工夫が必要です。
 簡単なものとしては、次のような方法があります。
  • 小さな穴(ピンホール)を通した太陽光を地面などに当てる
  • 専用の日食観察メガネを使う(望遠鏡ショップで売っています:※普通のサングラスは不可!、また長時間見つづけないこと)
  • 小さな鏡で太陽光を反射させて、建物の壁などに映す
  • など・・・

 平日の昼間ですが、晴れていたら上記の方法で太陽を観察してみてください。
 科学館でも晴れたら、観察会(申込不要・参加無料)を行い、日食の経過をホームページに随時アップしていく予定です。

2004.9.15記(石坂

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