内合まで1ヶ月をきった金星

三日月状の金星昼間の空に見えた三日月型の金星(2007年7月27日撮影:石坂)

 金星が内合まであと一月をきり、7月5日の時よりもさらに細く、三日月状になっています。

 科学館屋上天文台で青空の中の金星を撮影してみました(右の写真)。

 明るさは−4.5等級、1等星の100倍ほどで、まだまだ明るく夕方西の空に見えています。

 金星の見かけの大きさは2007年7月27日現在で約50秒角。 視力が1.5くらいある方なら、もしかしたら、金星が欠けているのがわかるかもしれません (※私の目にもずいぶんとひしゃげて見えるのですが、それは乱視だからでしょう・・・)。
 みなさんも、ご覧になってみてください。


●撮影データ:
 日 時:2007年7月27日16:00
 機 材:科学館屋上天文台10cm屈折望遠鏡+NikonD100(直焦点法)
 備 考:ISO400相当、露出1/2000秒(明るさレベル調整の上、トリミング)
 撮 影:石坂千春(科学館学芸員)


2007.7.27記(石坂

【天文・宇宙】の話題
科学あれこれ
ホームページへ