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 「 ガリレオ 」 〜望遠鏡が拓いた驚異の宇宙〜

      (プラネタリウム)                  ※投影期間:2008年12月6日〜2009年2月28日

ガリレオ(IYA2009、世界天文年2009日本委員会、高部哲也) ★人はなぜ星をみるのか
 人は文明の曙から星を見ていました。 星が時間や季節のめぐり、そして収穫と密接なかかわりがあったからです。 人々は星に関係する遺跡をつくり、文字が発明された後は暦として記録を残しました。
 しかし、人々の星の見方は天から「与えられるもの」であり、天空は神の領域でした。


★ガリレオの革命
 400年前、星と人との関係を劇的に変えるできごとがありました。 望遠鏡の発明です。
 初めて望遠鏡で空を眺めたガリレオは、宇宙と地球とがつながっていることを強烈に理解しました。 それはあたかも天からの啓示であり、ガリレオは自分が神の世界に近づいたかのように感じたにちがいありません。 だからこそ人々に望遠鏡で見える宇宙の姿を嬉々として伝えたのです(月刊「うちゅう」2007年9月号)。 その発見と神(宗教)が彼を追い詰めることになるのですが・・・

 ガリレオが初めて望遠鏡で観測を行なった時の感動はどのようなものだったのでしょう? ガリレオの望遠鏡は当時としては画期的なものでしたが、現在の望遠鏡の性能とは比べようもありません。 ですから、現代の私たちがガリレオの感動を追体験するために、現在の最新鋭の観測機器による天体の映像を見ていきましょう。 そこには新しい驚異の宇宙世界が広がっています。


★2009年は世界天文年
 現在、地上だけではなく、宇宙空間にも望遠鏡が浮かび、さまざまな観測機器が宇宙の真理に迫ろうとしています。 宇宙の真理を追究するという営みは400年前のガリレオの熱意と何ら変わることはありません。 私たち一人ひとりが現在のガリレオの目撃者であり、自分自身がガリレオになれる時代なのです。
 さあ、自分の目で星空を眺めてみましょう。 2009年はガリレオが初めて望遠鏡で宇宙への扉を拓いてから400年となる「世界天文年」なのだから・・・


世界天文年2009についてはこちらもご覧ください。

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