長谷川能三のHPそらみたことか > 2007年9月   前月翌月


そらみたことか


かすかに太陽の内暈
2007年9月2日(日) 12時44分
大阪市立科学館(大阪市北区)にて
内暈にしてはちょっといびつな形…と思ったら、内暈は太陽の右上の部分だけのようです。 左上の方は、たまたま内暈と同じような位置にある雲の濃淡ですね。

リチウム発光雲
2007年9月2日(日) 19時26分34秒
大阪市立科学館(大阪市北区)にて
高層大気の調査のため、ロケットから放出されたリチウムガスの光です。 細かい構造があるかもと思い望遠レンズ使ったため、画角いっぱいになってしまいました。 3発放出という予定でしたが、肉眼では1発しか確認できず。

光芒
2007年9月4日(火) 15時55分
兵庫県西宮市にて
太陽を隠している雲のまわりから、きれいに放射状の線が伸びています。 「光芒」と呼ばれるものですが、太陽が低くなってこの線が長く伸びれば「薄明光線」とも言います。

飛行機から見た環水平アーク
2007年9月9日(日) 11時32分
岡山上空にて
太陽が高い時間帯なので、太陽側の窓際席を希望。 窓の外を見ていると、前方からやってきたハケで掃いたような雲が、虹色に染まっていきました。 飛行機からは、結構鮮やかな環水平アークが見えることがあるのです。

虹、全景
2007年9月11日(火) 18時16分
熊本空港(熊本県上益城郡)にて
小雨が降っている中、日が差してきたので、これは…と思って見晴らしのいい所に移動してみると…。 かすかに左右の端だけ見えていた虹が、みるみる半円形になりました。 外側の副虹も半円形全体が見えています。

少しだけ上部タンジェントアーク
2007年9月13日(木) 13時36分
大阪市立科学館(大阪市北区)にて
薄雲が出ているなと思っていたら、太陽の上に少し虹色の弧が…。 虹色が割とはっきりしているのと、太陽中心の円より少し平たいようですので、暈ではなく上部タンジェントアークでしょう。

虹と反薄明光線
2007年9月14日(金) 16時53分
大阪市立科学館(大阪市北区)にて
雨が少しパラパラして、ビルの横に少しだけ虹が…。 よく見ると虹の内側に、虹と直角に明暗の筋があります。 雲間から漏れた太陽の光の筋なのですが、太陽と反対の空にすぼまっていくので、「反薄明光線」ですね。

ビルの隙間に副虹
2007年9月14日(金) 17時00分
大阪市立科学館(大阪市北区)にて
雨がだんだん北へずれていって、主虹は見えなくなったのですが、その代わりビルの隙間に副虹だけがうっすら見えました。 副虹なので虹の色の順番が主虹とは逆(右下が赤、左上が青)になっているのがわかるでしょうか。

太陽のまわりに内暈
2007年9月23日(日) 11時42分
兵庫県西宮市にて
ちょっと雲が多いかなと思っていたのですが、太陽のまわりに内暈が出ていました。 暑い日が続いていますが、今日はもう秋分の日。 太陽の南中高度は約55度ということで、環水平アークのシーズンは終わっていたんですね。

満月に光環
2007年9月27日(木) 23時01分
兵庫県西宮市にて
今年は仲秋と満月が2日ずれていますが、その満月に薄雲がかかり、きれいな光環が見えていました。 手持ちで撮影したため、満月なのに月はちょっといびつな形になってしまいました。

  前月翌月