世界一かんたんブーメランの作り方
作り方
@ 厚紙を長さ27cm、幅25〜30oの短冊状に切り出す。
A 四隅のとがった角を切り丸くする(飛び方には関係しませんが)。
B 2枚を十字に重ねてホチキスで止める。
C 羽根の先(4つとも)に丸み(キャンバー)をつける。
つまり、お菓子の八つ橋のように上を膨らませ凸にする。
D 上端を上に反らせる。
また3枚羽ブーメランはねじりが入れられることが多いようですが、我々のブーメランではキャンバー(ふくらみ)が羽根に付けられています。しかし、これは工作のし易さの問題で本質ではなでしょう。
両者とも僅かに上反角が付けられることが多いのですが、つけなくとも戻ってくることもあります。キャンバーもねじりもなく上反角をつけただけのブーメランでもたいてい戻ってきます。
なんと、キャンバー、ねじり、上反角などなにもつけない、ただ十字に止めただけのブーメランでも戻ってくることがあります。特に裏投げをするとよく戻るようです。つまり、それなりの重さと剛性があれば、薄い回転体はそれなりの投げ方をすれば戻ってくる(カーブする)もののようです。
しかし、もちろんきちんと戻ってくるには理由があります。
反らせるのはこの程度(左)。極端に反らせたもの(右)
普通投げ(立て投げ)と裏投げ。