第7日目
朝のベルリン市内
さて、今日はフンボルト大学自然史博物館の視察でした。博物館に行く前にフンボルト大学、旧ベルリン大学の前でバスを止めてもらって大学の説明を受けたり、市内の簡単な案内を受けました。大学はアインシュタイン16年間教鞭をとっていたり、グリム兄弟、ゲーテなどいろんな人がいたところだそうで、すごいところらしいです。いまは、東ドイツに組み込まれていた影響を引きずって少しレベルが落ちたと入っておりましたが…。ミュンヘンからベルリンに移動したので通訳の方も変わりました。ユーモアのセンスがあり、なかなか話も上手です。

  今回は、自然史博物館で、巨大なブロキオサウルスや始祖鳥の化石を有していてとても有名なところだったようです。岩石の資料も少ないといっていたけど、3600点もあれば見ごたえ十分。もちろんそのほかの資料は桁が違うくらいあるそうですが。午前中は、そこの副館長につれられて、恐竜、始祖鳥、岩石、人類学、動物学、魚関係の収蔵庫を見せてもらいました。人類学に関しては、ヒトラーの影響もあって、なかなかドイツでは手をつけられない分野になっているそうです。トラウマになっているのですね。 普段は、一般の人が入れない、魚標本の収蔵庫は、とても広いです。やはり物量がものすごくあり、それを収める収蔵庫なども、とても広くとってあって、うらやましいですね。

 昼食は、注文後出てくるまで時間がめちゃくちゃかかり、結局全部食べられず、自然史博ホール途中で博物館に戻りました。テーブルはT社の方3人と一緒ご一緒しました。午後、質疑応答の後、自由に見学ということで、鉱物のところで時間を費やしてしまいました。もう石の写真取りまくり。どれだけ後に役立つかわからないけど。それから、ウランを発見したクラプロートの石膏(?)とウランを発見した鉱物も展示してありました。いいネタが入りました。あと、始祖鳥と恐竜をじっくり眺めて終わった自然史博物館でした。とにかく、ドイツの博物館は、実物資料の数が半端じゃない。これこそmuseumという感じですね。まあ、先日ドイツ博物館の館長が、センターとミュージアムの機能を一緒にしないと21世紀の博物館は生き残れないというのが、とても印象に残っています。

  で、今日は、ホテルに帰ってきてから、科博の皆さんと路面電車に乗って、アレキサンダープラッツというところまで行きました。そこから一人になって、フンボルト大学のほうまで歩いていって、景色の写真などを撮っていました。で、その後、フンボルト大学の前まで歩いて写真をとり、そこから、2階建てバスに乗って元の場所に戻りました。で、降りたところにすぐケバブ屋さんがあったので、何かわか夜のベルリンらなかったけど丸い生地にいろいろ詰め込まれたものを頼んでお茶とともに寒い外で食べました。中に入ればよかったかな。それから、テレビ塔の下をうろうろしながら、駅の中を見学し路面電車に乗って帰ってきたのですが、駅名を聞き逃したのか見逃したのか、降りるべきところで降りられず、ずっと遠くまで運ばれてしまいました。どれほど駅を行き過ぎたのかな。戻れなかったらどうしようと思ったけど何とか戻ってこれてほっとしました。

おまけ。こちらのお姉さんたちのDanke schonは歌っているように聞こえて、とても可愛いのです。



       ベルリンの夜景

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