最近の出来事

8.31夏休み最終日
今日で夏休みは終了です。私は、8月25日までしか夏休みのないところの子どもだったので、こちらの子どもたちがうらやましい。
質問の電話も、いつもよりも大目。それも親御さんがかけてくるのが多いのです。自分と比較するのは何ですが、こういうときは自分で電話しなさいといわれ、ドキドキしながら電話した身としては、どんなもんなんかねぇという感じです。
今年の夏も、たくさんの方が来館してくれました。科学館で良い思い出を作れたでしょうか?勉強できたでしょうか?

8.26助成金の申請手続き
今日は、武田科学振興財団が募集している助成金の申請手続書類を作成しました。博物館職員でも応募できるということで、ある展示の政策についての申請を行いまいした。取りあえずは、職場内でこんな申請をしますよという書類をまわして応募することになります。
結果は11月ということですが、果たしてどうなるか…。

8.21サイエンスショーと祭典と鏡作り
開館延長日ということで、今日はサイエンスショーを3回やりました。大勢のお客さんの前で実験をするのはある意味快感なのですが、3回目はさすがに体力が持たずに少ししんどいです。役者さんなどが体力勝負というのと一緒ですか?→勝手な想像。
昨日から行われているサイエンスフェスタ(科学の祭典)の行事の一環で、展示場には社会人や大学生〜中学生の展示解説ボランティアがたくさんいます。お客さんに、一所懸命、解説している姿を見るのはほほえましいですね。
そして、先日行った「夏休みの自由研究」の参加者から、持ち帰った鏡がはがれてしまったとのこと。銀がはがれないようにとスプレーで裏打ちしたのですが、包んでいた紙が貼り付き、はがしたらそのまま、銀もはがれてしまったそうです。じゃ、もう一度トライしてみますかということで、再実験してもらいました。

8.20 JT生命誌研究館
今日は、午後から、化学サークルが遠足で高槻市にあるJT生命誌研究館へ行くので、ご一緒させていただきました。約束の2時について、JTスタッフの山岸さんからレクチャーを受けて展示場を回りました。詳しく分かりやすい解説とともに、現在の生命に関する科学の事が良く分かりました。参加された芝先生をはじめとする化学サークルのメンバーも大変充実した中身に感激していました。ここは、一人で展示場を見て回っていたら、もったいないです。ぜひ、JTのスタッフの方の解説を聞きながらの方がためになりますね。

8.17 原稿のチェック
次回発行する友の会誌「うちゅう」のメイン原稿をお願いした先生から、最終的な原稿をいただきました。その原稿の編集作業を行ったのですが、話題はダイヤモンドについて。なかなか興味深い話を書いていただけました。詳しい中身については、9月10日発行のうちゅうでのお楽しみ。
乞う、ご期待。

8.10,11夏休み自由研究
夏休み恒例の自由研究。今年も担当になりまして、今、マイブームの鏡作りをしました。小学校5年生以上の子供たちに、作ってもらったのですが、2日目の11日は、キャンセルが非常に多かったのです。キャンセルが出ることを見込んで多めに抽選を通していたのですが、それをも上回ってしまいました。キャンセルされた方のほとんどが、体調不良ということです。お気をつけくださいませ。
鏡つくりの教室は、研修に来られていた先生方の協力もあり、無事終了。みんな満足いくものができたかな?銀がガラスにつき、きれいな鏡になっていくというのは、やはり皆、驚きだったようです。

8.2オーサカキング
日中は、サイエンスショー2回、オムニマックスの上映1回、業者さんの対応などでバタバタしていました。芝先生も教員研修のために来られていたのですが、きちんとご挨拶もできず失礼なことをしてしまったかも知れません。で、夕方からは、大倉学芸員が大阪城公園で行われている「オーサカキング」でサイエンスショー実演するために、その介添えとして行ってまいりました。アウェイで屋外のイベント、しかもリハーサルもせずですから、館内でサイエンスショーをやるようにはいかないのですが、それでも何とか盛り上げてきました。
それにしてもオーサカキングというのは、規模の大きなイベントですね。大阪城貸しきり状態です。


7.28教員研修
今年から教員研修が、科学館でも行われるようになりました。学芸員総出での対応です。客員講師の芝先生や教育大学の先生方にも講師として参加していただきました。私は、化学実験で「鏡作り」を今日担当しました。いつもは教える側の先生方が熱心に実験に取り組んでおられました。先生方が、直接この実験を学校で実施する機会は少ないとは思うのですが、実験の手法や手順、化学反応について再確認してもらえたらと思います。また、もし先生方がこの実験をしてくれたら、沢山の生徒が実験できるわけで効率的でもあります。


7.21談話会
毎週木曜日に行っている談話会のスピーカーになりました。今回は、新しく作った薬の展示の現状報告・改良案の話と博物館施設などで使える助成金について調べたことを報告しました。展示というのは作るのも大変ですが、その後、お客さんに展示をちゃんと見てもらって、何かをつかんでもらっているか、など維持していくことに関しての検討も必要です。取りあえずは作ったけれど、今後は、どう展開しようかないうのが今回の話のポイントでした。


7.16友の会スペシャルナイト
閉館後、友の会会員限定のプラネタリウム投影を行うスペシャルナイトを行いました。300名の定員が募集開始からすぐ満席になってしまうほどの人気の行事でした。会員さんの中から、入場整理などをお手伝いいただいく、ボランティアの方々もいてくれたおかげで、何とか人員整理や誘導などは上手くいったのですが、プラネタリウムホールの空調設備が故障してしまったため、蒸し風呂のような中でのプラネタリウム投影になってしまいました。大変申し訳ありませんでした。


7.14サイエンスショー研究会
現在行っているサイエンスショー「-200℃の世界」と次回サイエンスショーの実験紹介を行いました。これまでは、一般市民の方、博物館関係の方の参加が中心でしたが、今回からは、大阪市の教員研修のプログラムに組み込まれました。小中学校の先生が大勢来られて、活発な意見交換も行われました。授業に生かせるようなものを得られたでしょうか。


7.12・13全国プラネタリウム大会

全国のプラネタリウム関係者が大阪に一同に会し、情報交換を行う大会がありました。私は、科学館の出版物類を販売をボランティアさんと行っていました。研究発表や、プラネタリウムメーカーのデモンストレーションやらで大賑わいでした。


7.9大人の化学クラブ最終日

3ヶ月に渡って行ってきた、大人の化学クラブは、今日が最終回でした。時計皿で銀鏡反応をおこし、皆さん見事に凸面鏡を作ることができました。最後には皆さん、鏡を持っての記念撮影。

参加者の皆さんが、手にしているものが鏡。写真を小さくしているので分かりにくいですね。
反応式なんか、思いっきり出してしまいましたが、がんばって皆さん、メモしていました。目の前で起きていた実験事実と反応式の意味が上手くつながればいいなと思っています。
皆さん化学好き、実験好きになってもらえたら嬉しいですね。


7.7七夕
梅雨の中の七夕ですね。今日は、平日にもかかわらず、プラネタリウムは大賑わい。大人気ですね。科学館では、今日まで大きな竹を立てて、お客さんに書いてもらった短冊を吊るしました。願いがかなうといいですね。夕方には、市内では大雨でしたが、夜は…。
仕事上、とある化合物の事を調べていたのですが、う〜ん情報が錯綜して同定するのに時間がかかってしまいました。結局決め手になったのは、化学大事典をみて。ウェブだけで調べるというのは玉石混合で、大変なこともあります。

7.6予備実験
今週末の「大人の化学実験」では、銀鏡反応の実験を行います。予備実験で久しぶりに硝酸銀を取り出し、実験をしたのですが、あろう事か、水に溶かすと白濁してしまいました。ビーカーちゃんと洗えてなかった?恥ずかしい。おまけに、アンモニアも取り出そうとしたら、だいぶガスが充満していたようで、栓を開けるときかなりの圧力を感じました。用心のため、ドラフトの中で開けてよかった。予備実験の仕上がりはまずまず。
さあ、土曜日が楽しみです。


7.3夏休みモード?

本日は、雨のせいか、国美のゴッホ展のせいか、科学館は大賑わい。入場者数が4800名になりました。ありがとうございました。
この人数は、GWやお盆の時の数字に匹敵します。朝一番のプラネタリウムが満席になっていたら、5000くらいになっていたはず。
サイエンスショーも、人があふれていて、落ち着いてみてもらうことができなかったのではないかと心配です。
このまま夏休みに突入するのでしょうか…。

6.30 アインシュタイン祭
今年は、アインシュタインが3つの有名な論文を出してから100年たったということで、国際物理年と名づけ、いろいろな科学に科学にまつわるイベントを行っています。そのイベントのひとつに参加しました。早稲田大学の広瀬先生が「アインシュタインと2つの大戦」その当時の社会情勢やアインシュタインの状況などの話をしていただき、興味深く聞かせていただきました。
その後の懇親会では、あの有名な左巻先生もおられたので、会の終わりでしたが、はじめましての挨拶もしてきました。


6.23展示の改修案
展示品に手を加えてもっと教育効果を高めたり、稼働性を高めるためのを手直しなどを年末に行う予定です。そこで今回手を入れる展示を学芸課の皆さんにピックアップしてもらっています。小野は、こんなのがどうかなということで3点ほど候補を上げました。月末締切りで案をもらいそこから、今回手直しをするものを選択していくことになります。


6.22原稿依頼

とある雑誌より原稿依頼あり。大人の化学クラブでやっていた「ガラス作り」について。原稿を書くにあたって、写真も必要なので、またガラスつくりを何回か行いました。何回か実験で使ったルツボを使い回ししたのですが、実験途中でルツボが割れるなどして簡単にはできませんでした。実験だけで結構時間を取られた一日でした。


6.18友の会例会
今日は6月の例会の日。最近、あまり例会でしゃべっていなかったので、コネタとして「化学Tシャツ」という話題を提供しました。インターネットのHPで分子式などをプリントしたTシャツを売っています。それを紹介したのですが、それだけでは何なので、プリントにあったアドレナリンやニコチン、カフェインについて化学的な話題を少し入れてみました。1枚買うつもりです。


6.16科学館ボランティア

科学館でボランティアをしていただける方を募集することになりました。主に展示場で、展示品の操作説明などをしていただける方々を募集することになりました。そのボランティア受け入れについての打ち合わせを今日行いました。ボランティア経験者の方の意見を伺いながら、館として準備しておかなければならないことなどをつめています。


6.15原稿締切り
今日は、友の会誌うちゅうの原稿締切り日。なんだかんだで後回しになってしまい、結局この日に書き上げることになってしまいました。
ジュニア科学クラブの会員に課題を出し、それにチャレンジしてもらっています。その原稿でした。さあ、ジュニア会員のみんな、7月のチャレンジは、きちんとできるかな?夏休みの自由研究にもなるかも。


6.11大人の化学クラブ第2回目
今年度の大人の化学クラブの2回目です。前日の夜から入れ込みを始めて、午前中は指導補助の人と最終的な打ち合わせ。
午後2時からのスタートで、今回の内容は、ガラスを作る実験です。酸化鉛、ホウ砂、酸化ケイ素をルツボの中で強熱して作りました。
粉末状の薬品が、加熱することで、マグマのようにどろどろに融けてしまいます。そしてそれが少しずつ冷えてきてガラスになる。なかなか見ごたえがあります。


6.8ミュージアムの自己点検
内田洋行が主催する、New Education Expoに行ってきました。元文部大臣の有馬さんの理科教育の話や、博物館の現状に関するレポートなどがありました。現在の社会の流れで、各施設いろいろと苦労しているようです。話としては、とりあえず、自館の自己点検をきちんとしましょう、ということです。博物館施設の人々は、多忙で、自館のミッションなどを職員全体で認識したり、議論したりなどという時間がとれず、なかなかひとつの思いで仕事を進めていくというのが難しい状況です。
けれど、社会情勢を考えれば、なおのこと、自分たちの館をしっかり見つめなおさなければならないのだと思います。

6.5化学サークルの遠足
今日の化学サークルは、いつものように工作室で座学を行い、いつもより少し早めに切り上げて、大阪城近くの舎密局碑を皆で見学に行きました。といっても、私は、館の仕事があるのでいけませんでしたが。多分、大阪の人もほとんど知らない舎密局ですが、もっと多くの人に知ってもらいたいですね。
きっと現場では、芝先生から詳しいレクチャーがあったのでしょうね、行きたかった。

6.3視察のお客様は…
今日は、国立科学博物館の館長さんが、来館されることになっていたのですが、事情があり、キャンセルになりました。ただ、以前ある仕事で大変お世話になった、現広報課長の石川さんが来られたので、少し話をすることができました。その中で、独法化された科博は、大変そうだというのが良く分かりました。科博でさえしんどいのだから、他の地方の同様の施設は、もっと厳しい現実を突きつけられるはずです。
それにしても、科博にしばらく行ってない…。新館を見てみたいですね。

6.1大掃除
臨時休館に伴う、展示場の大掃除と展示品の修繕です。臨時休館中の大掃除は、普段手の届かない展示物の高い部分のほこり払いや、展示内部のごみ類の除去と清掃を行います。これまでと違い、各人、自分の担当の展示品について清掃を行ったせいか、非常に時間がかかりました。一日では終わらない…。掃除のやり方も考えないといけませんね。

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