冥王星が降格!?

冥王星が太陽系の"惑星"から降格!?

 プラハで開催されていた国際天文学連合IAUの総会において、惑星の定義を「太陽(恒星)の回りをめぐる自らの重力によって球体になった天体で、その軌道付近で主要な存在であること」とすることが賛成多数で可決されました。
 これにより、冥王星はこれまでの惑星の立場から"降格"することとなりました。
太陽系の惑星と矮惑星([The International Astronomical Union/Martin Kornmesser])
 冥王星は1930年に発見されましたが、直径は2390kmと、地球の月(同3476km)よりも小さく、 また海王星の軌道と交差していることから、かねてから惑星ではなく小惑星の仲間ではないか、近年発見数が増えている太陽系外縁天体エッジワース・カイパーベルト天体=EKBO)とすべきではないか、と議論されてきました。 

 このたび、世界中の天文学者が集まって議論を行い、冥王星を準惑星(Dwarf Planets)に分類することになったのです。

 ただし、別に冥王星が無くなってしまったわけではありません。 単に、分類を変えただけです。
 現在、冥王星はへび座領域で地球から46億2000万km、14等の暗い光で、ささやかに存在を主張しています。


※原文は英語ですが、IAUのプレスリリースをご覧ください。

★冥王星や太陽系外縁天体については、他に「冥王星の新しい衛星」「10番目の惑星!?」もごらんください。

2006.8.25記(石坂

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