観測衛星ケプラー大活躍!

ついに地球サイズの系外惑星が発見された

 アメリカ航空宇宙局NASAの観測衛星ケプラーが、次々に系外惑星を発見しています。
 
 これまで見つかった系外惑星は地球よりも大きなものが多かったです。 それは、小さければ小さいほど、暗く見つけにくくなるからです。

 前回見つかった系外惑星は比較的小さなものでしたが、それでも地球の2.4倍の大きさがありました。

 今回、ついに、地球とほぼ同じサイズの系外惑星が発見されました!それも2個も。
探査衛星ケプラーが発見したケプラー20eおよび20fと、金星・地球との大きさの比較[NASA/Ames/JPL-Caltech]

 残念ながら、中心の星のすぐ近くを回っているので、ガラスが融けるような、ものすごく熱い世界です。 生命は住めないでしょう。

 ですが、地球と同じサイズの小さな惑星が発見できる時代になりました。 きっと近い将来、地球とそっくりな大きさ、温かさがあり、生命が住める「第2の地球」も発見されるでしょう!


 原文は英語ですがNASAのプレスリリースをご覧ください。

※プラネタリウムのリニューアル記念番組さがせ!第2の地球もぜひ、ご覧ください。
 宇宙には、地球とは似ても似つかない星の世界がたくさんあります。第2の地球を探して、宇宙の旅に出かけます。


2011.12.22記(石坂

【天文・宇宙】の話題
科学あれこれ
ホームページへ