準惑星マケマケには大気がない!

<気>のないマケマケ

 スペインの天文学者グループが、ヨーロッパ南天文台ESOの大型望遠鏡を用いて準惑星マケマケを観測し、大気がないことを確かめました。
 マケマケは太陽系の外側、冥王星よりも遠いところにある準惑星で、直径は月の半分ほど、約1600劼反篦蠅気譴討い泙后

準惑星マケマケの想像図([(c)ESO/L. Calcada/Nick Risinger(skysurvey.org)] )

 今回、研究者らは、このマケマケが遠方の恒星の前を横切る、非常に珍しい「星食」を観測しました(マケマケはとても小さいので、マケマケによる星食はめったに起きません)。
 もしマケマケが大気を持っていれば、遠方の恒星の光が大気によって散乱されるため、マケマケが恒星の前を横切っても、急には明るさが変化しないはずでした。

 ところが、実際には、マケマケの縁を恒星が通過する際、シャープに明るさが変化したのです。
 これはマケマケに大気がないことを表わしています。
 探査機を送りこめないような遠くの星でも、星食という珍しい現象を使うことで、詳しく調べることができる好例です。


※原文は英語ですがESOのプレスリリースをご覧ください。

2012.11.24記(石坂

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