日食報告サイト

 楽しもう!2012年5月21日 

 282年ぶりの金環日食@大阪!

 

沖縄金環日食1987年9月23日(撮影:渡部義弥)

★ もくじ ★


○大阪市立科学館(大阪市北区中之島)での経過 (★大阪市内の代表的な場所での予測値はこちら

・第1接触(欠けはじめ) 06時17分09秒
・第2接触(金環はじめ) 07時28分28秒
・最大食(一番欠ける)  07時29分51秒
・第3接触(金環おわり) 07時31分13秒
・第4接触(日食おわり) 08時54分20秒

計算方法により、1〜2秒のちがいがあります。

(1)第1接触(欠けはじめ) 06時17分09秒 (日食の経過図はすべて、ステラナビゲータで作成)
  06時17分09秒の太陽のようす(大阪)
  ・06時30分のようす
    06時30分の太陽のようす(大阪)
  ・07時00分のようす
    07時00分の太陽のようす(大阪)

(2)第2接触(金環はじめ) 07時28分28秒 ・・・みどころ!「ベイリービーズ月縁のギザギザからもれる日の光)」
  07時28分28秒の太陽のようす(大阪)  ベイリービーズ
※「金環日食ミニ企画展」で、ベイリービーズの実験展示をしています。

  ・最大食(一番欠ける時) 07時29分51秒 ・・・みどころ!「本当に環に見える?それとも“C”の字?(見てみないとわからない!)」
  07時29分51秒の太陽のようす(大阪)
●この時の大阪―月の距離は約40万kmです。 月までの距離は日によって変わりますが、平均すると38万kmくらいなので、いつもより月が遠く、見かけ上、小さくなります。 そのため、月が太陽を全部かくすことができず「金環」になります(直径の比で約94%)。

(3)第3接触(金環おわり) 07時31分13秒 ・・・みどころ!「ふたたびベイリービーズ(光の点がビーズのように連なる?)」
  07時31分13秒の太陽のようす(大阪)
  ・08時00分のようす
    08時00分の太陽のようす(大阪)
  ・08時30分のようす
    08時30分の太陽のようす(大阪)

(4)第4接触(日食おわり) 08時54分20秒
  08時54分20秒の太陽のようす(大阪)
 ※プラネタリウム「神秘の太陽 金環日食」では、大阪での日食の全経過をシミュレートしてお見せしています。

日食観察ピンホール

○おすすめ!観察方法

 日食を安全に(目を傷めずに)見る方法には、いろいろあります。
 一番のおすすめは、安くて(ほとんどタダ!)、簡単(だれでも作れる)「ピンホール」です。
 
 ★作り方

  〇罅覆佞砲磴佞砲磴靴覆せ罅アルミはくなど)に、直径1〜2mmほどのあなを開ける
  太陽を映すための白い紙を用意する
  あなを太陽に向け白い紙に映す(右写真:大きめのダンボール箱に貼ってみました)

  ※映る太陽の大きさは、あなを開けた紙と白い紙の間の長さの100分の1です。
  ※あなを大きくすると明るくなりますが、あなの大きさ分だけボケます。
  ※あな開きオタマ、麦わら帽子、使用済みテレホンカード、木もれ日などでも観察できます。
  ※指を丸めたすき間も、ピンホールの代用になります! 


 ★大人数でいっしょに観察したい?(学校向け)

 小さな鏡を使った「鏡ピンホール」がおすすめ!です。
 校庭の一方の端に手鏡(あるいは鏡の一部を覆ったもの)を置き、太陽光を反射させて、校庭の反対側にある校舎の壁やスクリーンに映します。 映った太陽像は、その時の欠け具合になります。
 くわしいやり方は、教育委員会から各学校へ送付された通知の5ページ目に書かれていますので、そちらをご覧ください。
 ※鏡の反射光を直接見たり、人に当てたりしないように、くれぐれもご注意ください。


 ★お金にちょっと余裕がある方は・・・

 日食(太陽)を見るための専用の道具「日食めがね」(日食グラス)が販売されています。 安全で、簡単で、記念品にもなります。
 ※使い方は、それぞれの製品の注意書きをよく読んでください。

 ・売っている場所: 大型書店、望遠鏡専門店ネットショップなど。 当館のミュージアムショップでも、もちろん用意しています!

●くもっちゃったら・・・?

 自然のことですから、せっかくの日食の瞬間に曇ったり、雨が降ったり、ということはよくあります(※当日の天気はこちら)。
 そんな時もがっかりせずに、まわりの様子に注目してみましょう。  
  •  暗くなっていませんか?
  •  鳥や虫の鳴き声に変化はありませんか?
  •  気温が一時的に下がっていませんか?  
※たとえ曇ったとしても、直接、目で太陽を見てはいけません!
 曇ってしまうと、日食めがねやピンホールでは見えなくなりますが、雲ごしでも太陽の光は強烈です。 「まぶしい」と感じる時は、目にダメージを与えている時ですから、直接は見ないようにしましょう。
 ただ、たとえば、バケツなどに黒い墨水を張って雲ごしの太陽を映せば、欠けた太陽の形が分かるかもしれません。

○撮影したい?

◎安心でおすすめ!なのは、上で紹介した「ピンホール」で映った太陽や、木もれ日を撮影することです。
 この方法なら、人と一緒に欠けた太陽を写すことができます。
 また、たとえば、ピンホールの配置を「2012.5.21」など文字にするとか、手のひらの上にピンホールで“太陽の指輪(リング)”を映し、有名な音楽グループ Dreams Come True (ドリカム)の「時間旅行」 という曲の歌詞をやってみるとか・・・楽しみ方はいろいろです。

※カメラが壊れてもいいなら、簡単なのは「日食めがね」をレンズの前に当てて撮影することですが、おすすめはしませんので、自己責任でお願いします。


○参考になるサイト


「金環日食ミニ企画展」実施中(アトリウム)

石坂千春のホームページ
「天文・宇宙の話題」へもどる
科学館のホームページ