![]() そもそも普通のモーターが回転するのに対して、リニアモーターというのはまっすぐ動くモーターというだけの意味です。 ですから、超伝導体を使わなくても、浮かび上がらなくても、遅くても、リニアモーターを使っていればリニアモーターカーなのです。 そんなリニアモーターカーが走っているのは、大阪市営地下鉄で一番新しい線、長堀鶴見緑地線です(追記:その後開通した今里筋線もリニアモーターカーです)。 地下鉄の穴を掘るのに莫大な費用がかかるので、小さな穴ですむようコンパクトなリニアモーターが使われるようになりました。 他の地下鉄に使われている普通のモーターは大きく、車両の床下に収めようとすると必然的に車両が大きくなり、大きな穴を掘らなければなりません。 地下鉄の普通のモーターは科学館の4階に展示していますので、ぜひご覧ください。 また展示場4階には「じ・し・ゃ・く」という展示があります。 ガラス板の下で磁石を動かすと、ガラス板の上のアルミニウムチップが動くという展示です。 アルミニウムは磁石につきませんが、磁石を動かすとアルミニウムに電流が流れます。 すると、アルミニウムが電磁石になったようなものですから、磁石に引き寄せられたり反発したりして動くのです。 ![]() あなたはもうリニアモーターカーに乗ったことがありますか? |