2013年の主な天文現象〜星空の見もの紹介〜 

(月刊うちゅう 2013年1月号の執筆記事より抜粋)


×日食と月食

 ・4月26日部分月食:食分(最も欠ける割合)は0.02で、ほんのわずか欠けるだけ。日の出とほぼ同時なので、観察は難しいです。
4月26日の部分月食
 部分食の始まり  04:54 
 食の最大 05:07 
 月の入(大阪) 05:11 
 日の出(大阪) 05:13 

 ・5月10日、オーストラリア北部〜南太平洋で金環日食:日本からは見えない。
 ・11月3日、大西洋〜アフリカ中央部で金環皆既日食:日本からは見えない。

△惑星食と星食

 ・8月12日スピカ食:夕方18:40〜19:24の西空(まだ空は明るい)。
  8月12日夕方のスピカ食(アストロアーツ・ステラナビゲータで作図)

 ・12月2日水星食 :月齢28.6の細い月に潜入したまま月の出、06:28(日の出20分前)に出現。

◎惑星


○?彗星(ほうき星)

 彗星がどのくらい見栄えするものになるかは、接近する時期が近づいてから判明します。大彗星になることを祈りましょう。



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