大阪での日の出、日の入、月の出、月の入の時刻はこよみハンドブックの 毎月の表 を御覧下さい。
科学館(大阪市北区中之島4丁目)での値を計算しています。精度は1〜2分程度です。
大阪近辺でしたらほぼこの値で大丈夫です。ただし海抜0mから、水平線が見えるとしての値です。
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あの明るい星は何ですか
2025年5月に通用するお答え
夕方の空(20時〜21時)
- 北西の低空の明るい黄色い星→ぎょしゃ座のカペラ
- 西の低空のすごく明るい星→木星
- 西の空の黄色い星→こいぬ座のプロキオン
- 西の空北よりにならぶ2つの星→ふたご座のカストル(白)とポルックス(黄)
- 西のそら高く、ぽつんと赤っぽい星→火星
- 頭の真上近くのひかえめな白い星→しし座のレグルス
- 北の空で、ひしゃくの形にならぶ7つの星→北斗七星(おおぐま座)
- 東の空のオレンジの明るい星→うしかい座のアルクトゥルス
- 南東の空の青白い星→おとめ座のスピカ
宵の空(21時〜23時)
夕方の空の星が、全体に西に移動してみえます。
- 北〜頭の真上〜南・・・春の大曲線(北斗七星〜アークトゥルス〜スピカ)
- 北東の空の明るい白い星→こと座のベガ
夜中の空(23時〜2時)
宵の空の星が、全体に西に移動してみえます。
明け方の空(2時〜4時)
夜中の空の星が、全体に西に移動してみえます。
- 頭の真上の3つの一等星→「夏の大三角」(こと座ベガ、はくちょう座デネブ、わし座アルタイル)
- 北東の空でW型にならぶ5つの星→カシオペヤ座
- 夜明け直前、金星の右上の黄色い星→土星
- 夜明け直前、東の低空のすごく明るい星→金星「明けの明星」
一般的なお答え
目立つ星としては3つの可能性があります。
一つはその季節の1等星です。季節がくれば毎年見えます。星座の星ですので、星座ごと覚えておくと分かりやすいです。
二つ目は不定期に現れる太陽系の惑星の可能性があります。惑星は明るく、あまり瞬かないことが特徴です。また、望遠鏡で観察すると模様が見えます。
もしどちらにも当てはまらない星だったら、新星や超新星といった星の爆発の可能性があります。でもこれは、数十年に一度くらいのことで、可能性はとても低いです。
(文責:石坂)
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プラネタリウムでかかっているBGMを教えてください
プラネタリウムでかかっている曲は、投影日時・担当者によって変わります。ご覧になったプラネタリウムの日時をご確認の上、電話(06−6444−5656)でお問い合わせください。
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望遠鏡の買い方
安いものでも明るくて大きく見える天体(月や金星など)なら見ることができますが、ちゃんとした望遠鏡を買おうと思ったら、給料一月分くらいお金をかける必要があります。特に、台座(三脚など)がしっかりしたものを買わないとブレてしまい、望遠鏡の性能が発揮できません。
望遠鏡は倍率よりも、口径(光を集めるレンズや鏡の大きさ:直径)が重要です。倍率は接眼レンズ(数千円からある部品)で変えられますが、口径が大きくないと倍率を高くしたとき天体がボケたり、暗くなります。口径が5cm程度と小さいのに、200倍といった大きな倍率をうたっているのはあまりよくないといえるでしょう。
いずれにせよ、現物をみて購入するのをおすすめします。大阪市内にも望遠鏡専門店が2軒あり、店員のアドバイスも参考になると思います。電話帳(当館発行の「こよみハンドブック」にもリストがあります)で電話番号や所在地を調べてみてください。また、大規模な写真機店でも望遠鏡が多数おいてあり、アドバイスが受けられる場合があります。
ちょっとしたコツ双眼鏡でも月や星雲、星団を見るとおもしろいものです。星の色などもよくわかります。もし家に双眼鏡があるのならば試してみてください。ビデオやカメラ用の三脚にのせるためのアダプターも写真用品店などで2000円ほどで売られています。ついでに書きますと、カメラの望遠レンズを望遠鏡がわりにする製品もあります。また、ビデオのズームでも月のクレーターならじゅうぶん楽しめます。
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流れ星が見えるのはいつですか?
流れ星は毎日1時間に1個くらいは流れていますが、流れ星が多く流れる時期というのが年に何回かあります。
「流星群」といいます。時期と名称については「こよみハンドブック」を参照ください。
月の状態(月齢や月の出・月の出入り時刻)も観察の条件として重要です。
明るい月が出ていないときが最適と言えますので、月齢や月の出入り時刻も合わせて「こよみハンドブック」で確認してください。
流れ星は空のあちらこちらを流れますので、空を広く眺める必要があります。
周りにさえぎる障害物(木立、建物、街灯など)がなく、車などが通らない場所を探してください。
また、防寒や虫除けなど服装(「こよみハンドブック」に記載しています)にも十分ご注意ください。
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