大阪市立科学館によくある質問集
  1. 大阪の日の出入り、月の出入りの時刻は?

  2. あの明るい星は何?

  3. 十五夜「中秋の名月」の日はいつ?

  4. うるう年について

  5. プラネタリウムのBGMについて

  6. 望遠鏡を買いたいのですが?

  7. すい星(ほうき星)は見えますか?

  8. 流れ星が見えるのはいつですか?

  9. 国際宇宙ステーションが見たいのですが・・・

  1. 今日10月12日の日の出、日の入は何時ですか?

    大阪での日の出、日の入、月の出、月の入の時刻はこよみハンドブック 毎月の表 を御覧下さい。 科学館(大阪市北区中之島4丁目)での値を計算しています。精度は1〜2分程度です。 大阪近辺でしたらほぼこの値で大丈夫です。ただし海抜0mから、水平線が見えるとしての値です。
    当館刊行の こよみハンドブック には数年分の日の出入り時刻と月の出入り時刻を掲載しています。 ミュージアムショップで販売しております。

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  2. あの明るい星は何ですか

    2024年10月に通用するお答え

    夕方の空(20時〜21時)
        
    • 西の空高くの明るい白い星→こと座のベガ
    • 頭の真上近くの白い星→はくちょう座のデネブ
    • 南西の空高くの白い星→わし座のアルタイル「ひこ星」
    • 南の空の黄色い星→土星
    • 南の低空の白い星→みなみのうお座のフォーマルハウト
    • 北東の空でW型にならぶ5つの星→カシオペヤ座
    宵の空(21時〜23時)
    夕方の空の星が、全体に西に移動してみえます。
    • 西の空の3つの一等星→「夏の大三角」(こと座ベガ、はくちょう座デネブ、わし座アルタイル)
    • 北東の空の明るい黄色い星→ぎょしゃ座のカペラ
    • 東の空のすごく明るい星→木星
    • 木星の右上の赤い星→おうし座のアルデバラン
    • アルデバランの上のごちゃごちゃした星のあつまり→プレアデス星団「すばる」    
    夜中の空(23時〜2時)
    宵の空の星が、全体に西に移動してみえます。
    • 東の空の赤い星→オリオン座のベテルギウス
    • ベテルギウスの右(南)の青白い星→オリオン座のリゲル
    • 東の空にならぶ2つの星→ふたご座のカストル(白、上)とポルックス(黄、下)
    • ふたご座あたりの赤い星→火星    
    明け方の空(2時〜4時)
    夜中の空の星が、全体に西に移動してみえます。  
    • 南東の空のとても明るい白い星→おおいぬ座のシリウス
    • 東の空の黄色い星→こいぬ座のプロキオン
    • 東の低空のひかえめな白い星→しし座のレグルス    
    • 北東の低空で、ひしゃくの形にならぶ7つの星→北斗七星(おおぐま座

    一般的なお答え

    目立つ星としては3つの可能性があります。
    一つはその季節の1等星です。季節がくれば毎年見えます。星座の星ですので、星座ごと覚えておくと分かりやすいです。
    二つ目は不定期に現れる太陽系の惑星の可能性があります。惑星は明るく、あまり瞬かないことが特徴です。また、望遠鏡で観察すると模様が見えます。
    もしどちらにも当てはまらない星だったら、新星や超新星といった星の爆発の可能性があります。でもこれは、数十年に一度くらいのことで、可能性はとても低いです。

     (文責:石坂

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  3. お月見の日はいつですか?

    今年(2024年)の"十五夜"(中秋の名月)は9月17日でした。
     今年の十五夜は満月の1日前でした。
    中秋の名月は旧暦八月15日の夜に出る月のことです。 旧暦では、新月(朔)の日を1日とする決まりです。十五夜は満月あたりにはなりますが、新月から満月までの期間は13〜16日の間で変わるため、必ずしも満月ピタリとは限りません。
     ちなみに、今年の「後の月」(旧暦九月13日)は10月15日です。
     日付については、こよみハンドブックもご参照ください。

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  4. うるう年はいつですか?

    西暦2099年までは4で割り切れる年がうるう年となります。 今年2024年はうるう年です。
       くわしくはこよみハンドブックを御覧下さい。     


  5. プラネタリウムでかかっているBGMを教えてください

    プラネタリウムでかかっている曲は、投影日時・担当者によって変わります。ご覧になったプラネタリウムの日時をご確認の上、電話(06−6444−5656)でお問い合わせください。

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  6. 望遠鏡の買い方

    安いものでも明るくて大きく見える天体(月や金星など)なら見ることができますが、ちゃんとした望遠鏡を買おうと思ったら、給料一月分くらいお金をかける必要があります。特に、台座(三脚など)がしっかりしたものを買わないとブレてしまい、望遠鏡の性能が発揮できません。

    望遠鏡は倍率よりも、口径(光を集めるレンズや鏡の大きさ:直径)が重要です。倍率は接眼レンズ(数千円からある部品)で変えられますが、口径が大きくないと倍率を高くしたとき天体がボケたり、暗くなります。口径が5cm程度と小さいのに、200倍といった大きな倍率をうたっているのはあまりよくないといえるでしょう。
    いずれにせよ、現物をみて購入するのをおすすめします。大阪市内にも望遠鏡専門店が2軒あり、店員のアドバイスも参考になると思います。電話帳(当館発行の「こよみハンドブック」にもリストがあります)で電話番号や所在地を調べてみてください。また、大規模な写真機店でも望遠鏡が多数おいてあり、アドバイスが受けられる場合があります。

    ちょっとしたコツ双眼鏡でも月や星雲、星団を見るとおもしろいものです。星の色などもよくわかります。もし家に双眼鏡があるのならば試してみてください。ビデオやカメラ用の三脚にのせるためのアダプターも写真用品店などで2000円ほどで売られています。ついでに書きますと、カメラの望遠レンズを望遠鏡がわりにする製品もあります。また、ビデオのズームでも月のクレーターならじゅうぶん楽しめます。

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  7. すい星(ほうき星)は見えますか?

    紫金山・アトラスすい星(C/2023A3)は2024年10月中旬〜下旬に、夕方西空でおとめ座領域→へびつかい座領域を移動します。 明るさ、大きさの予測は難しいですが、双眼鏡を使った方がよさそうです。


  8. 流れ星が見えるのはいつですか?

    流れ星は毎日1時間に1個くらいは流れていますが、流れ星が多く流れる時期というのが年に何回かあります。 「流星群」といいます。時期と名称については「こよみハンドブック」を参照ください。
     月の状態(月齢や月の出・月の出入り時刻)も観察の条件として重要です。 明るい月が出ていないときが最適と言えますので、月齢や月の出入り時刻も合わせて「こよみハンドブック」で確認してください。 流れ星は空のあちらこちらを流れますので、空を広く眺める必要があります。 周りにさえぎる障害物(木立、建物、街灯など)がなく、車などが通らない場所を探してください。 また、防寒や虫除けなど服装(「こよみハンドブック」に記載しています)にも十分ご注意ください。


  9. 国際宇宙ステーションが見たいのですが?

    国際宇宙ステーション(ISS)が、いつ、どこを飛行するかは、観測地点ごとの詳細な予報をごらんください (#きぼうを見よう)。



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